Hummming

フンフンフン

戦士の休息

いたい。いたいぜ。
主語や詳細は伏せたいお年頃のおくさまです。


たまの名盤『さんだる』の初回盤を手に入れたので
(紙ジャケだったからたぶんそうだと思う)
黒霧島のお湯割りを片手に朝方まで聴いておりました。
これはひょっとして捨て曲なしなんじゃないの?
「らんちう」も「おるがん」も(音楽的に)かなり面白いけど
特に「さよなら人類」の哀愁っぷりは秀逸です。最高。


音楽の中に深く潜ってそのままこもっていたい。
音楽で耳を塞いで外の音が一切入ってこなければいい。
そう思う日がここのところ続いています。
逃げ道のために音楽を聴いているわけじゃないのに。
よくない、よくない。
せっかくの名曲名盤たちに申し訳ない。


気分を変えて夕方から目黒シネマへ。名画座です。
元来、映画館に行く習慣がなかったもんだから
今もめったに映画館へ足を運ぶことは少なくて、
自発的に行くのはもっぱら名画座なんですよねえ。
一度の入場料で二本観られるのがオイシくて好きです。
今日は山下敦弘監督×主題歌くるりの『天然コケッコー』と
伊坂幸太郎原作の『アヒルと鴨のコインロッカー』。
『天然…』は「のほほんまったりでかわいいけどつまんない」
という先入観を持っていたのだけれど(結構ひどい)
思ったより悪くなかったかなあ。
自分の中高生時代を思い出してキュンキュンしました。
「もっとこーいう淡い恋しときゃよかった!」って。(笑)
あとは一番年少のさっちゃんがちょうかわいい。
『アヒルと鴨…』は原作を読んで話を知ってるから
意外とあっさり謎が解けちゃうんだな、って拍子抜けしたけど
種明かしの回想シーンを改めて見るとやっぱり泣ける。
河崎とドルジと琴美の物語が美しすぎるんですもの。
役者陣ではやはり椎名がへなちょこでよかったのだけれど
瑛太に全部持っていかれましたよ。惚れるかと思った。


泣いてスッキリ、というか茫然自失のまま渋谷タワーへ。
テル!はなちん!やっぱニコちゃん売り切れてる!
あ、椿屋もう出てんだ(笑)(なぜ笑う)なんてやってたら
気付けば6枚お買い上げなり。チーン。
我ながらエラい買い方してんなあ、と笑いました。
なけなしのお小遣いを貯めて8cmシングルを買っていた私が
今の姿を見たら相当びっくりするんだろうなー。
買ったからにはどれもちゃんとがっつり聴こうと思います。


ところで、道玄坂の交差点で「おちけーん!」と呼んだのは誰ですか。
気になって気になって夜もおちおち眠れグーー
(そんなベタな)(でも本当に誰だったんだろう)