Hummming

フンフンフン

ウィンク論

日曜に渋谷で観たライブは様々な面で衝撃的だった。


まず、非常にいい対バンに恵まれていたこと。
あれだけ全バンド楽しめるライブなんてそうそうあるもんじゃない。
いかんとも、ハミコン、片山ブ、エレキ。確実にチケ代の元は取れた。


次に、今まで私はユニコーンを聴かず大損をしていたということ。
いかにユニコーンが素晴らしいバンドであるか思い知らされた。
コピーバンドでさえあれだけ面白いしカッコいいんだもの、
本物はどれだけだったんだろう。想像もつかない。


そしてもうひとつ、アニ氏のウィンクはかなり衝撃的だった。
こんなことを言うのも恥ずかしいが、思い出すだけで力が抜ける。
確かにあの日のギターがカッコよかったせいも勿論あるけれど、
この「ウィンク」って、思えばなかなかの曲者だと思うのだ。


日常生活の中で私たちがウィンクをすることは滅多にない。
ましてや三十路前後にもなってウィンクする人なんて皆無に近い。
しかしそのウィンクを我が物顔で振り回せるものがある。
それがロックンロールだと思うのだ。
つまり、私は今日この日記でこう言いたい。


ウィンクはロックだ。


別にサッチンがどうこうとかいうわけじゃないので悪しからず。
サッチンがロックかどうかというのはまた別問題なので。
(というボケが通用する世代なのかねぇ、皆さんは)