Hummming

フンフンフン

大学祭が終わって

ご無沙汰しておりました、おくさまです。
おかげさまでようやく大学祭特別興行が終わりました。
二次熟語で言うと「怒涛
感動詞でいうと「ぎゃあーー
効果音で言うと「ずどどどどどどどどどどどどd
クラシックで言うと「天国と地獄
バカボンのキャラで言うと「目ン玉つながりのおまわりさん
言葉にならない言葉で言うと「bヴぇ4rm;とぇgv5おv
んまぁ、そんな4daysでございました。
終わった今は放心状態。この一言に尽きます。
「終わったんだ」良くも悪くも、これしか言えない。

わざわざ遠いところから観に来てくれた人。
気にかけて応援のメールをくれた人。
必死に配っていたビラを貰ってくれた人。
告知をさせてくれたホームページ管理人各位。
チラシやらポスターやらで宣伝に協力してくれた人。
家に帰れない間の宿を世話してくれた人。
打ち上げでお酒を注いでくれた人。
潰れてぐでんぐでんのところを介抱してくれた人。
その他今まで協力してくれた皆さん、本当にどうも有難うございました。

1年の大学祭、3年生の落語を観て感動のあまり涙ぐんでしまった。
当時は特に意識していなかったつもりだけれど、心の奥底には
「あの人のようになりたい」という思いがあったと思う。
あの日から今まで、ずっとずーっと。
だからあの人には感謝しているし、最後に話せてよかった。
落研ではよく「1年生と3年生は親子のような関係」と称されるけど
本当に頼れる憧れの存在だったし、いいお母さんに恵まれたと思ってる。

それと、感謝したいといえば先代の大きな存在。
「浮世亭恋妓」という五代続く由緒ある看板を1年生の私に託してくれた。
今までは想像もつかなかったけれど、きっと葛藤があったと思う。
先々代から「もう1年待つべきだ」と言われたにもかかわらず
私を信じ、期待して六代目の看板を与えてくれた。
なかなか上手くいかず、時には「プライドがあるのか」と批判され
私の六代目はもうボロボロだったけれどそれでも応援し続けてくれた。
打ち上げの席であまり話をすることができなかったのはすごく残念だけど
あの人がいたおかげで私はここまで頑張れた。感謝してもしきれない。
この2年間、期待に応えられるような高座は一度もできなかった、と思う。
それだけが2年半の落研生活での悔いなのだけれど、別の先輩から
「キミの高座を観ていて先代の落語を思い出した」と言われたときは
少しだけ「浮世亭恋妓」に近付けたかな、と思っている。

お、先輩だけじゃないぞ。仲間にも恵まれたかな。
「かな」っていうのは、だいぶ困らされたりもしたから。(苦笑)
私が想像できないほどの大役だったろうに、弱音を吐かず務めてくれた。
すげームカつくヤツだったけど、一番のライバルで、一番の友達でもあった。
いっぱい迷惑をかけたのにいつも優しくて、私が思ってた以上に強かった。
ダメ扱いされてた(っていうかされてるけど・苦笑)、よく助けてもらった。
途中からすごく活動に積極的でいつも活き活きしてる姿に活気づけられた。
好き勝手やっているようでもそれが高じて最後の最後に助けられた。
私ね、今さらながら思うわけですよ。このメンバーでよかった、と。

私の落語を観てくれた人たちはどう思ったんだろう。
特に、後輩たちにとって私はどう映っていたんだろう。
それは分からない。知りたいような気もするけど、これでいい。
後は私の知ったこっちゃない。彼ら彼女らなりの2年半を全うすればいい。
この「全う」が難しい。ついこの間までは私も「全うできない」と思ってた。
けど今は八割くらいはいけたかな、と。うーんやっぱり「全う」は無理か。
八割もいけば大したもんじゃないか。私としては合格点。


過去の話みたいに書いているけど、実はあとちょっと現役生活残ってます。
引退しても完全に離れられるわけじゃなさそうだし。
今言いたいのは、ここまで来させてくれたみんな有難う、ってこと。

どうもありがとう。