Hummming

フンフンフン

0.01%の

こんな記事がTwitterのタイムラインに流れてきた。


機内で最も危険なデバイス:それはiPad | TechCrunch Japan


飛行機に乗ると必ず「電子機器は電源を切り、使用をおやめください」という
アナウンスが流れる。離陸時に流れるあのビデオでも言われる。
ちゃんと切る人もいるだろうが、切らない人もいるのだろうと思う。
病院でもバスでも電車でも似たようなことが起きている。


この記事に、1件のコメントが付いていた。

0.01%のリスクが、後悔しきれない惨事を招くことは、日本の原発が証明した。

このコメントに鳥肌が立つ思いがした。


私は、原発にまつわる今回の一連のことはよく分からない。
様々な話を聞く限り、「被曝しているか否か」という点に限っては
もはや福島だろうが東京だろうが関係ないようだ。
かといって私には日々の生活があるし、今すぐ倒れるわけでもないみたいだし、
何しろ貯金がほんとにないのでどうすることもできない。
どう悪いのか、どうすれば解決するのか、解決したらどうなるのか。
イメージが沸かないので、今はイメージできる自分の生活に注力している。


でも、実際にあるのだ。あったのだ。
「0.01%のリスクが、後悔しきれない惨事を招くこと」が。


もし自分が電子機器を使っていたことで
飛行機の精密機器が異常をきたし、飛行機が落ちたら。
もし自分が優先席で携帯電話を使っていたことで
隣席の人のペースメーカーが異常をきたし、命を落としたら。
もし自分が赤信号を無視して渡ったことで
死角からものすごいスピードで走ってきた車に轢かれたら。
脅しているようだけれど、ない話ではないのだ。


逆のことをしていて「後悔しきれない惨事を招くこと」がないのなら
やったらいい。大して難しいことじゃないのだから。


今度飛行機に乗るときは、ちゃんと電子機器の電源を切ろうと思った。
いつも切ってるけど。