Hummming

フンフンフン

「友の会 その6」×黒岩トキオ、の話

昨日は会社の株主総会パーティーでした。あー飲み過ぎた。
うちの会社はパーティー好きなので、何かにつけてパーティーをするのです。
転職組に聞くと「株主総会ってそういうものじゃないよ」と言われました。
なんだちがうのか・・・


さて今日は「友の会 その6」に出演していただくもう一人のミュージシャン、
黒岩トキオさんについて書きたいと思います。


黒岩トキオさんは私が大好きなバンド、「シナトラ」のボーカリストでした。
初めてライブを観た日からすっかり心を掴まれて、
汗だくになるほど踊ったのを覚えています。
ある時には全身で力の限り吠えるように歌ったり、
またある時には小さな独り言を呟くように歌ったり。
ありのまま、自分を偽ったり出し惜しみしたりすることのない
まっすぐな歌声が、バンドサウンドに乗って躍動する。


私がシナトラを知るきっかけとなったギターのアニ(ワラガイマサト氏)は
専門学校時代から西山さんと親交が深かったそうで、
またシナトラ結成当初にはドラマー不在の中、鈴木さんが
サポートとして参加したこともあったと聞いています。
(あれ、スタジオだけだったのかな、ライブしたのかな、分からないけど)
そういった縁もあって、トリビュートイベント「対バンの嵐」に
シナトラも出演することになりました。
そのイベントでシナトラがカバーしたのは「化粧に夢中な女の子」。
ミニアルバム「バラードコレクション」に収録されている、
暗くもない、明るくもない、淡々とした曲。ほとんど印象にありませんでした。
けれどもトキオさんの歌う「化粧に夢中な女の子」は
西山さんの歌うそれとは違った素朴さがあって、とても立体的に聞こえたのです。
化粧に知識も関心もないトキオ少年が頬杖をつきながら
「ほんまに化粧ばっか気にしてんなーこいつ」
と横目で女の子を見つめている映像が目に浮かぶよう、というか。


それから、「化粧に夢中な女の子」という曲が大好きになりました。


あれからイベントは消滅し、シナトラは活動休止をしています。
バンドが止まってもう歌うことはないだろうと思われたトキオさんが
ギターを持って一人でまた歌を歌い始めたことを私はうれしく思っています。
トキオさんにしか歌えない、不器用で偽りのないまっすぐな歌が聴きたくて
今回トキオさんに声をかけました。
トキオさんの歌で、初恋の嵐の曲が違った色をもって聞こえてくる、
そんな体験を皆さんにも感じてもらえたらうれしいです。


今日3月9日には「カワラマンのうた」を全国発売したトキオさん。
こちらもお店で見かけたら手に取ってみてくださいね。当日も会場販売します。

カワラマンのうた~ぼくのとうちゃんカワラマン~

カワラマンのうた~ぼくのとうちゃんカワラマン~