Hummming

フンフンフン

「Danceきょむチャンネル」終了しました

うがあああ終わったー。
新年一発目のイベント「Danceきょむチャンネル」が無事終了しました。


私は元日のお昼頃から合流したのですが、
実は年を越す前から既に踊り続けていたのだそうです。
お正月はTVじゃお笑いも駅伝もやってるし、初詣にも行かないといけないし、
わざわざPCを開く必要なんてないのに、閉じてりゃいいのに、
最大で30人以上の方々が同時に見てくれていました。
外は寒いっつってんのに、たくさんの人が遊びに来てくれました。


物好きな頭のおかしい方々に愛されて、このイベントは成り立っています。


本番の1週間前くらいに初めての顔合わせをしたのですが、
初日の出ンスだとか、マンデーXだとか、訳の分からないタイトルだらけで
内容が一切見えてこないプログラムだけが手元にあって
詳細と言えるものは何ひとつ詰まっていない状況に
「手伝う、なんて軽々しく言うんじゃなかった」と心底後悔しました。
当日にどんな仮病を使おうか、ということだけを真剣に検討しました。


会場に着くとそこは、廃墟というか建前というか、家になりきれていない建物。
陽も当たらないような寒い場所で三日三晩いろんなことがありました。


二つ忘れられないことがあります。
一つは、最初の仕事。
今回の企画に参加してくれたダンサー、ゲンさんがイヌ?に扮して
散歩がてら神田明神にお参りに行く、というプログラム。
境内に向かう途中では、すれ違う人も驚きつつ面白がってくれたのですが
いざ参拝、という段になると参道の混雑の中、お巡りさんには通用せず。
こっぴどく怒られて追い出されました。
まあ、そりゃそうだわな。
おとなしくすごすごと退散したわけですが、
正月早々頭ごなしに怒られるとは思っていなかったのでテンション急降下。
あくまでもパフォーマンスをやめないゲンさんに感服しつつ呆れていたのですが
「後ろからずっと見守ってくれてたのは心強かったですよー」
とプログラム終了後しきりに感謝してくれたのが照れくさかったです。
やっぱりゲンさんも心細かったんだなあ・・・(笑)


もう一つは、最終日の仕事。
今回の中心人物、松原東洋さんの付き人兼取材クルーとして
MOTのパフォーマンスについていきました。
実は、松原さんの踊っている姿、そこで初めて観たんです。
テーマが合っていたせいもあるのでしょうが、
フォークロア(民俗)的でとても好奇心が掻き立てられました。
そして即興にもかかわらず次々と動きが生まれていく様子、
それを固唾を飲んで見守る観衆と集まる視線。
こんな人に付いてイベントをやってたんだ、そりゃあ面白くなるわ。
そう思いました。


思いのほか、あっという間にイベントは終わりました。
最後までしんどかったけれど、人に恵まれました。
面白い経験もたくさんさせていただきました。
あんなに逃げ出したかったイベントでしたが、終わった今、
「参加してよかった」と思っている自分が不思議です。


声を掛けてくれた84kenさん、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
観てくださった方々、応援してくださった方々、ありがとうございました!