Hummming

フンフンフン

宇宙遊泳@秋葉原CLUB GOODMAN

宇宙遊泳のライブを観に行くようになってから、ホームとするライブハウスのある
秋葉原へ降り立つことが多くなった。
でもまだまだ慣れないなあ。今日も仕事でクタクタの状態で秋葉原へ向かったら
危うく電車を乗り過ごしそうになったり、時間ないのに出口を間違えたり。
秋葉原は結構大きな駅だから出口間違えると大変なんだよな・・・
ヘロヘロになりながらGOODMANへ。


到着するとステージに見えたのは「ricca」。
ああーそれならもうちょっと早く会社を出ればよかった!
最近よく観るようになった「ricca」、数年前に観たときはいまいちピンとこなかったけれど、
今は結構お気に入り。観れば観るほどいいなあ。
なんか数年前よりも逞しくなった気がするのは気のせいかな。
最後に演ってた曲、良かった。何ていう曲だったのかな。


で、宇宙遊泳。
キムさんがトレードマークの帽子を忘れてそのままステージに立ってた。若い!(笑)
セットリストは、うーん、演奏曲は間違いないけど、曲順はうろ覚え。

  1. さよなら、少年
  2. ふるさとのうた
  3. 君はともだち
  4. ムーンライト
  5. (川田曲)
  6. 瞬間世界

この間、企画の時も確か「さよなら、少年」始まりだったんだよな。
結構この流れは新鮮。しかも今日は続けざまに「ふるさとのうた」だったからなおさら。
出し惜しみしない感、っていうか。
「ふるさと」とかは最初か最後にどーん!と見せつける印象だったんだよね、個人的に。


でもどうしたことか、最初の数曲は調子がいまいち。
何かがあからさまにダメって感じじゃなくて、なんか元気ないというか。
悪くないんだけど、普通だな、っていうのが、率直な感想。
メインボーカル交代、「君はともだち」。
今日はリバーブが半端ない・・・もとい、容赦ない(笑)
笑っちゃうくらいリバーブかかってたけど、それはそれで面白かったな。
宇宙遊泳、ってバンド名がよく似合うよね、この曲は。
川田さんの新曲(タイトル何ていうの?)も前回よりずっと良かった。
喉の調子も戻ってきて、ばっちり。
あの曲気持ち悪くていいなあ。すごくカッコいい。
バインを聴いたときみたいな気だるさが好き。


後半に進むにつれて、徐々に調子を取り戻す宇宙遊泳。3人の波長が合っていく。
3人の声が重なったとき、どうしても私はニヤニヤしちゃうんだよなあ。
音がシャワーのように降り注ぐ。光がステージに収まりきらずフロアに溢れ出す。
その音に、光に、飲み込まれて溺れる感じ。
初めて観た日とか、特別なライブの日にそう感じるのは、
まあ変な話当たり前だと思うんだけど
観るたび毎回のようにそれを感じさせてくれるバンドってそうそういない。
毎回のように圧倒される。毎回のように溺れる。
それが気持ち良いんだなー。


終演後、ハタさんが今日の不調を釈明に来た(笑)
私が「宇宙遊泳はカッコいい」と分かっているのを知ってるからこそ
「これで納得するはずがない」と思ったのかしらん。
そして「これではおちけんがキレる!」と思ったのかしらん(笑)
でも最終的に「カッコいい宇宙遊泳」が観れたから私は十分ご機嫌でしたのよ。


ご機嫌だったので、今日はドリンクおかわりもせずに珍しくサクっと退場してみた。
みんなと話すのもいつもすっごく楽しみなんだけど、
いつも長居しすぎてしまうので、たまには。
ええ、来て良かったす。良い夜でした。