Hummming

フンフンフン

オフ

いきなりこんなことを言うのもアレなんだけど、
毎日のすべてのことをプレッシャーに感じることがある。
いつもじゃないよ。ごくまれに。
楽しいんだけど、がんばってるんだけど、良くないほうのプレッシャーになる。


平日昼間は働いて、夜は夜でいろんな人に会って、会わない日は仕事をして。
週末になったかと思えば今日は早く起きて千葉行って夜は阿佐ヶ谷行って明日また早起き。
日曜も昼は外へ出回るし、夜はライブがあるでしょ。
でも仕事を持ち帰ってきていて、月曜はちゃんと出社しないといけない。
全部自分で立てたスケジュールのくせに、もう考えただけでお腹いっぱい。トゥーマッチ。


昨夜は普通の時間に寝たはずなのに、起きたら正午だった。
確かに昨日はスロコメに寄って、「眠い眠い」って言いながら帰ってきたけれども。
ちょっと愕然としたよね。どんだけ疲れてるんだ私!と思って。
これから急いで支度をして家を出たらまあ遅刻はするけど間に合う。
睡眠は電車の中で摂ればいいか。
一旦帰宅して阿佐ヶ谷に行くか、そのままどっかで時間を潰すか。
そのあと始発で帰ってきて仮眠は何時間取れるのか。
阿佐ヶ谷にPC持って行けば途中でマックとかで仕事できるか。


しゅー。


だめだ。無理だこれ。イメージの段階でもうしんどい。
つかれた。もう何もしたくない。外に出たくないよううう。
うううううううううう。


ということで、千葉に行くのを断念した。
一日中、お布団に入ってた。
テレビを点けて、グレープフルーツジュースを飲んで、寝て、
トイレに行って、Twitterを眺めて、寝た。
寝て寝て寝て少し起きて寝て寝た。
「何も気分が晴れることはありませんでしたが、それ以上気分が沈むこともありませんでした。」


起きたらすっかり夜だったので、電気を点けて、阿佐ヶ谷行きについて考えた。
渋谷まで歩いて電車に乗るか。いっそ新宿まで歩いてみようか。
下北沢まで歩いて井の頭線で吉祥寺、そこから歩けるものなのか。
ぎりぎりまで迷って三茶から電車だったら最悪何時に出ればいいのか。
明日も朝から用事があることを考えるとここで無茶するのはどうなんだろう。
友達に会えることもライブが観れることも楽しみではあったものの
残念ながらいまひとつ身支度を整える起爆剤にはならなかった。
「行くの、やめようかな」
という選択をシミュレーションしたら、驚くほど気分が軽くなったので
これは(自分にとって)行くべきタイミングではないな、と思った。
結局、阿佐ヶ谷に出掛けるのも断念した。


たまに起きる合間に、昼間に会うはずだった人達のことを考えた。
今頃彼らの間ではどんな会話が交わされているのだろう、
そんなことを想像しただけで悲しくなってきたのでまた寝た。


本当に、ほんの少しの間しか布団から出ることはなく、
一日のほとんどの時間をひたすら眠って過ごした。
驚いたことに、それでも夜になると眠気は相変わらずやってきた。


「何も気分が晴れることはありませんでしたが、それ以上気分が沈むこともありませんでした。」
明日は気分が少しでも晴れるといいな、と思いながら眠りについた。