キム・チャンスpiano LIVE!! 2010 “出発”終わりました。
急遽決まったキム・チャンスライブ。
チャンスさんはオリジナル曲、洋楽のカバー曲を織り交ぜて約1時間の熱唱。
・・・そして予定外の第2部は飛び入りゲストを迎えてのセッションライブ(笑)
「とっても温かい歌声だね」
「上手だから路上でやってもみんな立ち止まると思う」
規模こそこじんまりと収まっていたものの、奥様方から小さな保育園児まで
その場にいた誰もがそのメロディーに聴き惚れる夕暮れのピアノライブ。
チャンスさんの「STEP BY STEP」や「fine! fine! fine!」、「進化の途中」。
「肖像画」は私がとても大好きな曲で、思わず涙腺が緩みそうになってしまいました。
ビリー・ジョエルやエルトン・ジョン、マライア・キャリーなどのカバーも
曲に対する思いやエピソードを交えながら歌います。
そして最後にチャンスさんのデビュー曲、「イムジン河」。
昨年、加藤和彦氏の訃報を聞いて深い悲しみに襲われたチャンスさんが
今日ようやく解禁した、彼にとってとても大切なこの曲。
優しくも芯の強さを感じるチャンスさんの「イムジン河」は、
聴く者の心に深く染みわたりました。
最初は緊迫した空気が漂っていましたが、
最終的にはとても温かい雰囲気の会になりました。
これから心機一転、路上ライブ活動を始めるというチャンスさんを送りだす
よい“出発”地点になったとしたらいいなあ、と思っています。
それは今は分からないこと。
歩き出してからようやく分かることだと思いますが。