Hummming

フンフンフン

宇宙遊泳@新宿Motion

今日は宇宙遊泳。この間の7th floorを見逃したから今年の初遊泳。
トリだというのでちょっとだけ残業して、慌てることなく山手線で新宿へ。


前のバンドの曲を1、2曲聴いてから宇宙遊泳。
お客さんはかなり少なめだったし(出演者とその友達ばっかり)、
時間も時間なので宇宙遊泳まで観ずに帰り始めるお客さんもちらほら。
隣に立っていた男性2人組も知り合いと思しき出演者に挨拶をして
「そろそろ帰るか」なんて言っている。
ちょっと待ってよ宇宙遊泳観ないの?っていうか宇宙遊泳も早くライブを始めて!

  1. 瞬間世界
  2. さよなら、少年(新曲)
  3. 日々のすきま
  4. きみはともだち
  5. タイムマシン
  6. ふるさとのうた

あれ、これだけだっけ?セットはたぶんこんな感じ。*1
新曲は年末の企画「遊☆遊ハクション」で初披露だった曲。だから聴き覚えあったのか。
この曲なんて顕著だったけれど、今日はギターの音がちょっと大きすぎたなあ。
キム氏の歌声が聞こえないことがあった(キム氏も声が出ない!って言ってたけど)。
あとハタ氏の歌う曲「タイムマシン」は初めて聴いた。
わりとオーソドックスなギターバンドっぽい曲。宇宙遊泳にもこんな曲あるんだ、新鮮。
今日は新鮮に面白いと思って聴いていたけれど、こんな感じの曲がいくつもあったら
普通のバンドを観ているようですごくつまらないだろうな、と思った。
三人がのびのびと演奏する最後の「ふるさと」を聴いて
ああ、これが私の好きな宇宙遊泳だ!と強く思ったもの。
何て言うのかな、宇宙遊泳は飛び出す絵本っていうか、おもちゃ箱っていうか。
ステージに収まりきっていなくて、少し漏れ出している感じがすごく好き。
三人の声が重なった時、音が一瞬消えて静まりかえった時、一斉に暴れだした時。
ステージからはみ出してフロアに流れ込んでくると私はどうしてもニヤッと笑ってしまう。好き。


あと忘れずに書いておきたいのは、今日はキム氏が、ちゃんと、気持ち悪かったこと(笑)
キム氏が気持ち悪いのはいいライブの証拠だと思ってるし私。フルパワーの証拠っていうか。
前回(7th floor)は勉強になったライブだ、って本人たちも言っていたけれど
その分も含めてすごくいいライブになったんじゃないかな。
ああ、もう大満足。終演後もしばらくは「やーっばいね!」しか言えなかったもんな。


強いて、敢えて欲張ったことを言わせてもらうとすれば、「ふるさと」とかで川田氏が
マイクに当たるのが遅かったり声を拾えていなかったり最後まで歌いきらなかったりすること。
すごく勿体ないなあ、と毎回思うんだよなあ。
スッと通ったきれいな声をちゃんと聴きたい、っていつも思う。
川田氏も意識してマイクを口に寄せているのだけれど、もう一歩欲しい。私だけかな?


あっという間に終演。私は最後まで拍手をしていた。
いくら拍手をしても足りないと思ったし、できるならアンコールだって欲しかった。
(援軍も確実に少なかったし、途中で勇気が出なくて止めちゃったけど。ごめんね)
気がつくと、隣には帰ろうとしていた男性たちがまだ残っていた。
最後まで足を止めたんだ、宇宙遊泳が。すごいことだよこれは。


終演後、キム氏をはじめメンバー&スタッフと飲みながら楽しく談笑。最高のひとときでした。

*1:16日追記。ハタシンキチブログで答え合わせしました。合ってた+新曲タイトル入れといた。ハタさんセットリストありがとー!