愛も哀しみも泣ける夜空
幕張では、今日からCOUNT DOWN JAPAN 09-10が開催されている。
奥田民生がソロステージで「茜色の夕日」を、TRICERATOPSが「陽炎」を演奏したという。
民生は泣きながら歌ったんだって。お客さんもみんなで泣いてたんだって。
きっと、すごくすごく美しい「茜色」だったんだろうなあ。
幕張の夕暮れはよく晴れていて、夕日が空を茜色に染めていたって。
想像しただけで、美しいなあ、と思った。
そんなエピソードを家で聞いただけで私は泣いてしまった。
東京の空の星は見えないと聞かされていたけど
見えないこともないんだな そんなことを思っていたんだ
フジファブリック「茜色の夕日」より
夜、ライブを観に下北沢GARAGEへ。
寒い寒いとポケットに両手をつっこんで、夜空を見上げた。
雲の隙間から、小さな星がちらほらり。
「見えないこともない」という言葉がぴったりの星空だった。
見上げてごらん夜の星を 小さな星の小さな光が
ささやかな幸せを 歌ってる
坂本九「見上げてごらん夜の星を」より
もしかしたら九ちゃんのファンも、今の私たちと同じような気持ちで
25年前に夜空を見上げていたのかな、と思う。
だから何だってことはないけれど。
その亡き人を偲ぶ気持ちが、温かいなと。
ライブハウスなんか行ったらそれこそ泣いてしまうかな、と思ったけれど意外と泣かなかった。
(友達とフジの話をしてしまった時は泣き出す友人にもらい泣きしてしまった)
我を忘れて踊って笑って、楽しいライブだった。
我を忘れていたので、どんなライブだったかあまり覚えていないけど。
初めて観たプロポーズは良かったな。良かったよ、ってふっちーに伝えてきた。
帰りに友人と合流し、お好み焼きを食べながらいろいろ話す。
おかげで何だか吹っ切れたというか。来年はもうちょっとニュートラルでいこうかな。
愛も哀しみも泣ける夜空だね、こりゃ。
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