Hummming

フンフンフン

昨日と今日

今日は久々に寝坊というものをしました。
昨日特別深酒をしたつもりもないし、特別疲れることをしたつもりもなかったので
びっくりしてしまったけれど、そんなことに気を回している暇はないくらい焦りました。
朝になった、目が覚めたという実感が湧かないまま出社したので、
午前中はとにかくずっと昨日が続いているような感覚でした。


仕事を終えて、友達と食事をして家に帰るとき、
昨日すれ違ったまま話をしなかった知り合いからメールが来ました。
口調は何ということもなく親しいのに、不思議な距離感のあるやり取りでした。


今夜もまた夜空を見上げました。
視界の端を、シュッと一瞬、強い光が流れていきました。
流れ終わってから「あっ」と思いました。「今のが流れ星か」と。
次に流れ星が来たら何て願い事をすればいいんだっけ、ええと、
なんて予行練習をしていたらその間にまた視界の端をシュッ、と。
それは、思ったよりも強くて、思ったよりも一瞬の光でした。
そして思ったよりも心が満たされました。
流れ星が見られただけでもう十分幸せな気分でした。
消えるまでに願い事を3度も言うなんてのろまな私には到底できないから、
流れていようがいまいが構わずに、ゆっくりと、今の願いを託しておきました。


昨日の続きに今日という日がある、そんなことを一日中感じていました。


そういえば、昨日のライブでpodoが、フォーククルセダーズの
「悲しくてやりきれない」を演奏していました。とても美しい曲だ、と改めて思いました。
加藤さんが亡くなって、この曲が街に流れて、彼の音楽に感動する人がまた現れる。
なんていうか、とにかく、そういうことなんだと思います。