Hummming

フンフンフン

25歳の小学生

今日は水郷おみがわ花火大会。
毎年8月1日って決まっているのです。
花火大会のある利根川河川敷から徒歩5分の、
花火の音でいちいち揺れる(本当に危険な)家で育った私としては
8月1日は必ず小見川に帰って、その身体の芯にまで響く轟音を
体感しないとどうにもこうにも気が済まないわけです。
・・・と思っているのは兄貴も一緒。
兄貴どころか父も母も一緒だったようです。
みんなして小見川に帰ってきました。


今は家を取り壊して(だって本当に倒壊寸前で危険だったんだもん)
更地になっている我が家ですが、ご近所さんはまだ住んでいて、
で、その家々の子供たちもやっぱりみんな帰省してくるので
うろうろしているだけで「ああ、お久しぶりです」の連続。
みんな覚えていてくれて、声を掛けてくれてありがたいです。
小学生の頃一緒に遊んでいた子たちがすっかり大きくなって
お兄さんお姉さんになっているのを見ると少し気恥ずかしくもあり。
ちなみに、噂によると隣家のお兄ちゃんには
このブログ(だかmixiだか)がばれているらしいです(笑)


本当は学校の先生とか、書道の先生とか、バドミントンのコーチとか、
会いたい人はたくさんいたのだけれど、今日は1人だけ。
ウチダに会いに行きました。幼馴染みです。
家の場所は勿論、たぶん家の住所も電話番号も覚えてる。
高校は別々で大学から私は引っ越してしまったというのに、
いまだに誕生日にはプレゼントを贈り合うくらいの間柄です。
もはやこのレベルは家族並み。


玄関のチャイムを鳴らし、「はーい」と
ウチダの声が聞こえたらもう小学生スイッチですよ。
「すいませーん、新聞とってくれませんかねーえ」
挨拶もする前から寸劇を始める25歳女、2人。
些細なことでも安心してボケられるのが非常にうれしいです。
家におじゃましてそのまま4時間ボケ続けました。


カレーをご馳走になって、19時を回ったら2階から花火を見て。
無風で煙が流れず、コンディションはよくなかったけれど
25歳の小学生2人は飽きることなくおしゃべりをしながら
中腰で花火を眺め続けました。


言いたいことはハッキリ言う、しっかり者で短気なウチダと
基本的には聞き手に回って相槌を打つ、緩くて気が長い私。
「合わねえようで、どこか気が合う」
そんな落語があったなあ。
本当に、根底で考えていることが同じだったり
無意識に振る舞っている言動が同じだったりするのです。
真逆でも、振り幅が同じだからバランスが釣り合うのかもしれません。


次に会うのは、また来年かしらん。
それまでにご飯でも食べに行けたらいいな、と思いながら帰りました。
ウチダ(とウチダのお母さん)、お世話になりました。


そうそう、ここからは個人メモですが。
ウチダの高校の同級生が、今、花火師なんですって。
高安さんとこかなあ。あの時いた若い子かなあ。
気になる。そしてうらやましい。はーなーびー。