Hummming

フンフンフン

バイバイ、サンキュー

今日はライブに行くはずだったけれど、
父の日が近いというのと母の日に何もしてあげられなかったので
千葉に帰ってみんなでご飯を食べることに急遽決定、即帰省。
わーい、ヤーキニークー。


家族4人、っていう構成が好き。
しかも父、母、息子、娘って最高の布陣だと思うわけ。バランス的に。
多すぎず、少なすぎず。全員が仲良く対話できるバランス。
楽しいな、幸せだな、って思った。


兄貴はそのまま帰ったけれど、私は実家に一泊。
再来週には臼井の新居に引っ越すので、
たぶん作草部のこの家に泊まるのは今日が最後。
大学4年間と、そのあと2年ちょっと、ここに6年か。
いろいろあったなあ。
初めて長電話したり。
学校行きたくない、って泣いたり。
稲毛の浜まで自転車でダッシュしたり。
でも、今日で(たぶん)最後。
“明日はいつも 出発する日だ 怖がってなんか いないよ”
いつも、何かに対して、「今日で最後」だったりする。
明日はまったく違う何か(どこか)に向かって「出発」しないといけない。
もうここに戻ってくることは、十中八九、きっと、金輪際、ない。
次の場所がどんなところか分からなくて、すごく怖くても、
それでも明日はやってくるし、明日は「出発する日」なんだ。
10代だった私には薄ぼんやりとしか伝わらなかったあの歌詞も、
ちょうど「出発」のタイミングに差し掛かっている(と思われる)
今の私には、とてもリアルな事実として感じられる。


“明日はいつも 出発する日だ 怖がってなんか いないよ”
布団にもぐって、真っ暗な部屋で天井を見つめながら
ふと中高の頃に聴いていたBUMP OF CHICKENの曲を思い出して、
静かに、両親にばれないように、ちょっとだけ、泣いた。


泣き虫なのは、小さな頃から変わらないんだよなあ。