発言する、それが伝わる、そして伝えていく
いちど口にした言葉は、そのあと何と言おうと絶対に
とりけせないということも、全然わかってない。
抗議されてすぐ撤回できる程度のことを
はなから軽々しく口にするな。
ぺらっぺらだこのひとは、と思ってしまった。
(「yu:nagi 04.26.2009」より、一部抜粋)
そうか、そうなんだよな。
そういうことなんだよ。
今でもあの日のことを思い返しては反省している。
ばっかだなー、ばっかだよー。
大事な先輩の送別会の席で、無意識のうちにぽろぽろと泣いてしまった。
それは涙もろさとかお酒の勢いとかだけじゃなくて、(それがないとは言わないが)
やっぱりそれだけ大きな存在だったということなんだろうな。
入社してから今までにも何人か見送ってきたけれど、
こんなに泣いてしまうのはたぶん初めてだもの。
怒られたし、ヘコまされたし、励まされたし、助けられたし。
先輩には(お菓子をはじめ)いろんなものを頂いてばかりいたなあ。
最後に何を伝えようかな。
どうやって伝えようかな。
泣かずに伝えられるかな。
どこに行ってもバカにされないいっちょまえの社会人になることが、
同じようにいろんなことを厳しくも優しく後輩に教えていくことが、
少しでも先輩への恩返しにはなるだろうか。
それ、むっちゃくちゃ難易度高いんですけど。