Hummming

フンフンフン

職安通り

なんかさー、前々から「しんどい」って言ってたし今さら驚く話じゃないんだけど
やっぱりショックというか、寂しいというか。
あの人の中の壁をとうとう壊せなかった、とも思うし。
でも放置してなあなあにせずちゃんと区切りをつけるのは、彼の誠実さだなあ。
その点はよかったかもね。
それにしても、最近何かあったのかな。今までとちょっと様子が違う。
私が干渉しても、私が落ち込んでも仕方ないんだけど、気になるんだもの。
もうメールも送っちゃだめなんだろうか。だめなんだよね。うむー。
あ、おくさまです。
「何がどうした」という核心にはあえて触れません。


昨日は遊人概念、行きましたよ。
着いたら店員さんに「あと20〜30分くらいで終わりますけど」って!
でもせっかく来たので、と言ったらチャージをまけてくれました。
Nakedの店員さんは優しいなあ。ムリを言ってすみません。
その20〜30分では医者コント?をしていましたが、これが妙にリアルでした。
いや、星野氏が白衣なのがリアルって意味じゃなくて(否定はしないけど)
植木氏の「自己表現がしたいけど周りの目が怖いんです、先生」って訴えが。
で、それに対して星野氏が「大丈夫だよ!自信を持ってやってみろよ!」って。
本気で心情を吐露している植木氏と、本気でそれを受け止める星野氏。
その真剣勝負な対峙は、思わずグッときてしまいました。
まあその結果やった自己表現ってのはヒゲダンスなんですけど…


終演後、星野氏に挨拶しようと思って飲みながら独りで待っていたら
通りすがりの韓国人がNakedに入ってきてナンパされました。
日本に来て3年だとか、大船在住だとか、広告屋の営業やってるとか、
韓国ではホストだったとか、奥さんが浮気してるとか、1年以上してないとか、
誘っているというより人生相談的な彼の話をひたすら聞き続けました。
私は、さすが職安通りだなあ、と思いました。
残念ながら渋谷への終電は遅いのだよチェンさん。しかも歩けるのだよ。
そしてあなたのおかげで私は星野氏にも植木氏にも挨拶できなかったよ。


チェンさんを振り切って、終電に乗って、家に帰って、寝ました。
おしまい。