Hummming

フンフンフン

一人暮らしをすることについて

今日は待ちに待った歌之助上京!
普段上京することのない両親を連れて観に行きます。
…だったはずが、待ち合わせの15分前に起きる大遅刻。
その足で千葉に帰るはずだったけど仕事残ってるし。
昨夜お酒飲みながら遅くまで料理してたせいかなー。
とにかく歌之助師匠はパス。本当にすみません!
そしてそれ以上に申し訳ないお父さんお母さん。
せっかく遠出したのだからと、上野アメ横散策に変更。
2万円のアクセサリーを1000円で売るトンチンカンぶりや
チョコをぽいぽいビニールへ放り込む無鉄砲ぶりは
アメ横ならでは、ですわね。どっから利益出てんだアレ。
戦利品のピーナッツを上野公園でポリポリいただき、
近況を母と語り合う。その脇で鳩と戯れる父勝幸。
夕暮れ時の上野公園はほんの少し金木犀が匂っていて
思った以上にたくさんの人がだらだらしていた。
お母さんは「時計が欲しい」なんて言っていたけれど、
私は時計なんてなくてもいいや、って思ったんだよ。
一瞬だけね。


かつて鈴本演芸場の帰りによく行ったお寿司屋さんで
お腹いっぱいお寿司を食べて、解散。
寝坊したお詫びに奢ろうとしたら逆に奢られた。
何から何まですみません。ごちそうさまです。


「じゃあ、京成で帰るから」「身体に気をつけて」
そう手を振ってくれた両親に背を向けた途端、
ちょっと今までにないくらい寂しくなって、泣いた。
彼も、彼女も、東京で一人暮らしをする人々はみんな
この寂しさをどっかにストックして暮らしているのかな。
親元を離れたとはいえ、まだ一人暮らしじゃない私は
いよいよ一人になったとき、寂しさに耐えられるのかな。
大事な友達の誕生日に、そんなことを思っていました。


最近、やたら涙もろい。