Hummming

フンフンフン

The Strikers@渋谷O-WESTレポ

今日は席替え。ってそんなんやってる場合じゃないのにー!
と思っていたら私だけ席が変わりませんでした。どーん。
変わらないと変わらないでソワソワ感がなくて寂しい。
他の人の席替えを手伝ってソワソワ感は代用。
社内がそこそこ落ち着いてきたところで即退社&ダッシュ
なぜなら今夜は久々のThe Strikersライブだからね!!
5月のライブでマジ説教をかまして以来のライブ。
でも心配はしてないよ。ヤングヤクザは最高だったし。


会社からダッシュしたら信号待ちも含めて5分で到着!
携帯に「最前取っておくから!」とともみさんメール。
人を掻き分け、遠慮なく最前列へ入れてもらう。
着いたらさっそくnittの登場。二番手だったらしい。
何だかやたら弟・篤氏と目が合った気がする・・・(笑)
nittの曲はほっとんど知らないのだけれど楽しかった。
「NEW DAY」という曲のサビ頭で「ゆらーりっ」って振り。
これがすごくキュートで楽しかった!指でくるくるん、って。
nittは楽しいでしょ、ね、楽しいでしょ?ってライブをする。
それは演奏そのものもそうなんだけど、観客に振りを求めたり、
ジャスミン」で演奏しながら一瞬手放しでクラップをしたり。
遊び心が演奏のクオリティと共存しているのが素晴らしい。
篤氏のギタープレイも秀逸。祭囃子みたいなの、いいね。


続いてフラバルス。隅さんが出てきて息を呑んでしまった。
隅さんがサポートベースって知ってたのに、前も観たのに・・・
隅さんのベースはいい。メロディーが立ってて、欠かせない。
今日は白い燕尾服が闇に浮かび上がる、白いのに黒田氏。
彼の前のめりなMCは相変わらず。絶対に力みすぎだと思う!
「夜のイメージ」が素晴らしくて鳥肌が立った。好きな曲。
この間タワレコで試聴したときは軽くがっかりしたけれど
ライブで聴けばこんなに素晴らしいんだよね、フラバルスは。
このとがった感じとか勢いとか、もっとCDに入ればいいのにな。
サポートギタリストがすごく自己陶酔プレイで少し笑った。
いや、全然悪くなくてステキな演奏だったのだけれど。
あとヴォーカルマイクの音量が足りなかった。


そして今夜のトリ、The Strikersがようやく登場。
Vo.星野氏は転換作業がほぼないので、毎回一番早く手が空く。
そのたびに踊ったり奇声を発したりしているのだけれど、
今日は観客、ノリよすぎ。奇声をフロアから返してんの。(笑)
冒頭はパントマイムの寸劇〜ダンス「HIGH PRESSURE」から。
ダンスはたぶん決まり手みたいなのがいくつかあって、
その組み合わせで振りをつけているんだろうね。そんな感じ。
回を重ねるごとにキレがよくなっていく彼らは普通に男前で、
目がハートになったらどうしようかと思った。本当困る。
セットリストは今日はなし。覚えない気でライブに臨んだから。
それっくらい夢中になれるライブだった。
私はこっそり「タヒチクール」がお気に入り。
それはユニコーンなら「ペケペケ」、ってのとまったく同じで
ツインギターを絶妙なハーモニーで重ねるとゾクゾクするから。
そしてこのバンドはその体勢を組み体操に発展させやがる!(笑)
今日は駆け足をしても息切れが目立たなかったね。
驚いたのは4人時代の曲「変身」が帰ってきたこと!
この間高円寺で松岡氏がモゴモゴお茶を濁していたのはこれか。
星野氏が歌詞を追うので精一杯だった点を除けばよかった。
一時は打ち込みバンドになっていたThe Strikersだけれど、
何だか最近バンドサウンドにまた戻りつつあるように感じる。
それはきっとサポートギターのマコト氏の影響なんじゃないかな。
そしてマコト氏は日々確実にThe Strikersに感化されてる。
前向きな相互作用。良い方向に向かうといい、心から思うね。
それにしても今日のマコト氏は跳ねすぎ、暴れすぎだよ。(笑)
ライブの熱さ、彼のテンションの高さが表れてる。最高。
テルスター横山氏のベースが響く「迷宮物語」はコーラスから。
この間松岡氏に苦手でしょ、と指摘したから逆手に取ったか?
とにもかくにも今日はよかった。いい曲。
マイク音量が小さかったのはThe Strikersの時も変わらず。
おかげで「Allez」のナイスボーカルがあまり響かなくて残念。
「ヒバリ」のときは「小さくてよかった」と思ったけれど・・・
あの曲は星野氏、苦手みたい。仕方ない、練習がんばって。
最近の新曲2作はどっちもいい。歌詞もメロディーも好きだなあ。
早く音源化してほしい!リピートで聴きたい!って思っちゃう。
ラップと「星空のディスタンス」、今日もやってた。
最高におバカなことを堂々とする姿って、ちょっと眩しい。


終演後、星野氏に楽しかったです、と伝えに行ったら。
「それを言わせたくてすごい練習したからね!」
「本当ね、この間の(マジ説教)グサッときたの。
 あの後3人で(ライブの)ビデオ何回も見て言い合った」
そうだったんだ。そうだったんだ・・・!ぐすんぐすん。
ちゃんと伝わってたんだ、って嬉しかった。グッときた。
マコト氏も「本当?やった!」ってイタズラな笑みを浮かべてた。
リベンジ成功、してやったり!と思ったんだろうね。
まさにしてやられたり、ですよ。最高に楽しかったもの。
星野氏にも言ったけど、たぶん、ハコに合わせちゃダメなんだな。
今日演ったO-Westは広いから、がんばって埋めようと目一杯演る。
それが結果としてのびのびとエネルギッシュなライブを導いた。
たとえばGARAGEは狭いけど、そのキャパ分だけやってもダメ。
きっと「おい狭いな!溢れちゃうよ俺ら!」みたいなほうが
いいライブになるんだろう、と思った。から言っといた。
すごく気持ちのいい、楽しいライブ。
「でもね、俺のほうがもっと楽しんだと思う」と言う
マコト氏に少しだけ、いやすごく、嫉妬した。いい意味でね。
私だって楽しむんだから!マコトマン以上に!!
幸せな気持ちで、ともみさんと感想を言い合いながら帰宅。


最後に、星野氏に言えなかったこと。ってか言い忘れたこと。
「マイクの持ち方、おかしくないっすか??」
たぶん最近カラオケで練習しているせいだと思う。(笑)