ヤングヤクザ（の会）＠高円寺クラブライナーレポ
昨日の話ですが、大人計画デビューは成りませんでした。
でもヤフオクまで手を出す気にはなれん。何せ高い。
ここぞという時にケチケチする性分、おくさまです。
いいもーん日曜は椿屋ちゃん観に行くもーんだ！
（その椿屋を大人計画のために一瞬捨てかけた人）
今日は仕事もそこそこに20時には切り上げて退社
（上司から「20時以降の居残り禁止」命令が出た）、
ダッシュ！ダッシュ！！で新高円寺のライナーへ直行。
ヤングヤクザ（の会）のライブなのであります。
すごいよね。昔はヤングヤクザまで行かなかったのに
今やあのギターが聴きたいためだけに行っちゃうからね。
それくらい高木誠のギターはドツボなのであります。
やっぱりライナーは空気がゆるゆるで、
あんな閑古鳥ライブ＆あんな低質のミュージシャンで
よくハコが成り立つなあ、近々潰れるぞこれは、と
今日も例によって本気でうんざりしました。
だって行くたびスカスカだし。ええええ！？って。
お客さんは床に座ってるか最後列の段上、出入口付近。
ドリンクも美味しくないし、相当じゃないと来ないよここ。
（バンドマンが言えないことを私はどんどん言うよ！客だから！）
それでも来てしまうのはヤングヤクザ（の会）、すなわち
The Strikersがどうしても観たかったからであり、
その期待に彼らは応える義務があるわけです。
今日は応えてくれたね。前回があった分尚更かもしれないけど。
ダッシュで駆け込んだ私を迎えたのはドロノフネ吉岡氏による
びっくりするくらいうんざりな弾き語りでございました。
何あれ。せっかくのストラトキャスターが悲鳴を上げてるよ。
力任せに弦を引っかかなくてもいい音はちゃんと出るのに。
歌い方といい、弾き方といい、力の加減を知らないのだろうか。
「･･･あ、物販にCDありますんで」あるのかよCD！愕然。
この人社会に適応できなさそうだ、と妙な心配を植えつけ撤収。
不快すぎて眉間にしわが寄ってしまいました。んもーー。
そして早くもトリ（途中入場なもんで）、ヤングヤクザ（の会）。
必死に思い出したけれどたぶん真ん中は順不同。
冒頭のパフォーマンスはTHE ALFEE「星空のDISTANCE」。
今日ノリで練習を始めたとは思えないほど見事にサビを三重奏。
見事すぎてTHE ALFEEも聴いてみようかな、と思いました。（笑）
THE ALFEEのためとはいえ（笑）、音取りをしている姿に感動。
星野氏が「レボリューション」を順調に歌いだしたのを聴き、
「そうだよ！これこれ！」と安心し、思わず感涙。
甘いなーハードル低いなー私。
でも前回と比べればコーラスも演奏も、勿論ヴォーカルも。
課題は残るものの、格段によかったのです。
一人だったのに、楽しくてケラケラ笑ってしまった。
「迷宮」のアコver.はコーラスを練習したらもっとよくなる。
すごくメルヘンというか、実に物語的でキュートなのです。
マコト氏も「いつむぁじぃっく（It's magic!）」と囁くし。（笑）
懐かしの「風来」。新曲？と尋ねてしまうほどレア曲ですね。
歌詞や曲調もまったく今のThe Strikersと異なっていて驚き。
秋風のようなセンチメンタルな感じでいい曲だなあ。
新曲「メモリーズ」も少しは安定してきたかな？
マコト氏はリフがやや必死気味なのでがんばってくださーい。
今日初めて松岡氏にも言ったけれど、松岡氏の歌う「Allez」好き。
すごく気持ちがいいんですよね。彼の声は伸びがいい。
だからこそ喉の調子が全快のときにまた聴きたいものです。
最後を「落雷」でシメるとは思ってなかったなあ。
お客さんとクラップで一体感。個人的にこーいうの大好きです。
今日は正規メンバーの勝ち。上手く引っ張っていけてたと思います。
これに最強サポメンのマコト・マッチョ両氏が加わったら！
これがバンドサウンドになったら！一体どうなるんだろう！！
わくわくどきどき、早く観たくて仕方ありませんよ本当。
マコト氏いわく「まだバンドでちゃんとリベンジしてないから」と。
「おれアコースティックじゃないわ。早くバンドやりたい」と。
そこまで言うなら6月のライブ、大いに期待しちゃいますよ私は。
今後へのわくわくも含め、とてもいい雰囲気のライブでした。
