The Strikers超レコ発@渋谷O-westレポ
超レコ発“BE SENSITIVE TONIGHT!!”に行ってきました。
何なんだ「超」って。と思いながら歓楽街を通り抜ける。
もうこの雰囲気には慣れてきたね。道には迷うけど。
なかなか広いO-westも開演時刻には上々の混み具合に。
トップバッター植木遊人(ex.ダブルオーテレサ)、実は初見。
学ランで登場し、初っ端からBOOWY「NO! N.Y.」を全編熱唱。
メンバー紹介も完コピで。布袋ソロまでこなしたからね!(笑)
「ウキウキ・ウォッチング(笑っていいとも!のテーマ)」と続き
何だこいつ?と警戒気味だったフロアからも徐々に笑いが起こる。
エンターテイナーだなあ、なんてゲラゲラわらっていると、
「歌じゃなくても、俺はただ、お前らが笑ってくれればそれでいい」
と息も絶え絶えに語る植木氏。さすがにちょっとグッときた。
その後もいきなりギターのケーブルを抜いてオフマイクで歌う、
弦が切れれば後方にセットしてある人のを勝手に借りる、
フロアに下りて駆け回った挙句に寝転がって駄々をこねる、
そして2Fに上がってフロアと大合唱・・・やりたい放題で終演。
気がつけば会場はすっかり温かい空気に包まれていたわけです。
一番手として、ミュージシャンとして、いいステージでした。
次はザ・ガールハント。何となく好きじゃないんだよなー。
増沢氏と千葉氏にはどことなくFUJIWARAと同じ空気を感じる。
一部からの人気に安住してそれ以上伸びない感じっていうか。
要はちやほやされていい気になっているようにしか見えなくて。
偏見だろうけど。せめて偏見であると信じたいけれど。
でもいい具合にクセのあるメロディーを鳴らすもんだなあ。
Vo.&Gt.千葉氏はギターが上手い。へええ、と感心。
でもやっぱり気に食わないのでBa.栗原氏ばかり観る私。
あの人のベースは実にうまくツボを突いてくる。いいねえ。
でもバンド内で抑圧されてはいないかしらん、と余計な心配。
悪くはない、と分かったけれど、でもやっぱり苦手だわー。
真打・The Strikersがお待ち兼ねの登場。
たぶんこんな感じ。
年越しから参加のサポートギタリスト・マコト氏は初見。
星野前は逃したものの彼の真正面(ステージ左側)だった!
どんなんかなーと思ったら、もうもうもう!かっこえー!!
めちゃめちゃカッコいいですよギターが。完全にツボ。
弾き狂うのではなく、カッコいいフレーズをうまく挟んでくる。
復活ライブで観たうぃり氏は質を保つという感じだったけれど
彼はこのバンドをさらにグレードアップさせるギタリスト。
でも彼が弾く分松岡氏がときどき怠けるという弊害も・・・(笑)
星野概念王子は黒地にラメの入ったきらきらジャケットで登場。
松岡名作氏は対抗したのか?王子テイストの詰襟ジャケット。
そして篠原体力はいつものレゴカラーの継ぎはぎシャツ。(笑)
ちなみにマコト氏はThe Strikersの赤T。これが正解だよ!
新生The Strikersになってから星野氏は基本ギターなし。
その分今まで以上にステージで大暴れ、縦横無尽に踊りまくる。
このスタイルこそこのバンドにとってベストな形なのかも。
狂気沙汰のディスコサウンドが彼のダンスで加速する。
今日一番嬉しかったのは「ヒバリ」が帰ってきたこと!
前体制での定番曲だったのだけれど、復活ライブではまだ
ベースレスアレンジが完成していなかったらしく聴けなかった。
それが今日、遂にあのコール&レスポンスとともに復活!!
そして「七色石」は私の好きな曲の一つ。
マッチョ、カメダJP、横ちんが“妖精”としてサポート。
お客さんが手を大きく振ってあったかムードなのもいいなあ。
次の「迷宮物語」も旧曲なのだけれど横ちんが引き続きベース。
サポートを入れたのはいいけど必要だったのはベースだよね・・・?
そう思うとマコト氏加入は夢のまた夢なのかしらん。しょぼーん。
アンコールでは「電通さんありがとう」とDODAのCMソングを披露。
フルコーラスで聴けたのは貴重な機会。ともすれば二度とないかも!
「瞬間物語」弾き語りの後にメンバー登場で「落雷」、終了。
何ならもう一度アンコール出てほしいくらいステキなライブでした。
もはや文句のつけようもない。松岡、ちゃんと弾け!くらい。(笑)
こりゃ明日のシナトラワンマンはハードル上がったなあ・・・。
終演後は迷わず星野王子・・・ではなくマコト氏のもとへ。
「カッコよかったです!」と連呼し本人を困らせる。(笑)
もうこのままThe Strikersに入っちゃえばいいじゃない!
星野王子にも一応挨拶に行ったけれどアイドルは多忙だったので
「今日の一句を詠んでblogに書く」という宿題を課して帰宅。*1
次のライブは3月、アナキコとの対バン(!)までおあずけ。
The Strikers、今後の活躍がますます楽しみになってきました。