Hummming

フンフンフン

ご報告

何から申し上げてよいのか分かりませんが
3年間働き続けた塾を辞めることになりました。
私の生徒とまだ働いている皆様には大変申し訳ない。
大変、申し訳ない。


前の記録を見ていただければお分かりかとも思いますが
例の上司らからこてんぱんに打ちのめされまして
見ないふりをして耐えきってきた私にとどめをさしたのです。
4月の末、あの二人のやりとりに怒りを覚えて以来半年か。
同期であるましろの優しい言葉に促されるように
今までの怒りやら辛さやらが溢れて止まらなくなりました。
総武線の駅まで30分歩くはずだったけれどそんな力はなかった。
親に近くの郵便局まで車で迎えに来てもらいました。
待っていても、車の中でも、家に着いてからも、
自分でも驚くほど涙が止まりませんでした。
しまいには過呼吸気味になり手足はしびれる始末。
見かねた父母は私の話を1時間半、黙って聞いてくれました。
1時間半ノンストップで話しました。一から十まで思いつく限り。
最後まで聞いた父母は
「これがいい機会だ
 もう見切りをつけて辞めなさい
 塾には二度と行っちゃダメだ」
と言いました。
父も母も(勿論私も)私の帰りが遅いため慢性的な睡眠不足で
しょっちゅう風邪を引いたり体調を崩したりしてばかりいます。
卒論もインターンも授業もあるのに!辞めなさい!と
よく言われましたが、生徒が気掛かりで食い下がってきました。
でももう無理だ、と思ってしまったのです。
最後の最後まで後ろ髪を引かれましたがもう戻れません。
私は、もう辞めよう、と思いました。
本当に、大変、申し訳ない。


私は自分の上限がどこにあるのか分かっていないようです。
「もう少し、あともう少しなら頑張れる」なんて無理をして
上限を超えて氾濫したときに初めて気がつくのです。
今思えばゼミのときもそうだったんだ。あの日も泣いてた。
もっと早くどこかで手を打たなければならなかったんだ。
無理をする、我慢をするのは得意だけれど
自分の上限・限界を認識するのが下手なのです。
これからは気をつけなければ、と心から思いました。


私も昔はグチっぽい子だったんです。
小学生の頃、学校であった嫌なことを母にグチっていました。
そしたらある日母が私にこう言ったのです。
「毎日グチを聞かされてる人の身にもなってみなよ」
きっと父も会社でのトラブルを話していたのでしょう。
その言葉は当時の私に大きな衝撃を与えました。
あの日から私は人にグチを言うのをやめようと思いました。
(時々こぼしてしまうときもあったけれど。)
母からそう教わったことは悪くなかったと思っています。
でもそれは「我慢しなさい」っていうのとは違うんですよね。


親もいるのでとりあえず塾へは行けないと思います。
大変、申し訳ない。謝っても謝りきれません。
私を慕ってくれた生徒たちと保護者の方々、
講師や事務のバイト・派遣メンバー、チーフ・同期のみんな、
もう辞めちゃった尊敬すべき先輩の皆様、
ずっと目標だったUチダ先生、Iマイ先生、Hガイ先生、
講師との間に入ってフォローしてくれたKシダ先生。
あー思い出すと涙が出ちゃうや。お世話になりました。