Hummming

フンフンフン

件名:メールどうもありがとう

そして返信が遅くなってごめんね。

とりあえず思ったことを書いていこうかな。

日曜日、水曜日はCDのレコーディングをやった。
とにかくやりたいように唄った。
コーラスも、「ここは俺が入れる。」とか、大倉にその場で「ここは"ミ"ではなくて"ファ♯"でやってくれ。」とかいろいろ要望をだして録った。
その場で録りながらいろいろアイディアが沸いてくるもんだから、大倉やエンジニアの青木さんとかに手間を掛けさせたかもしれない。
でも、間違いなく、今回のCDは史上最高だと思う。
これは自信ある。
思えば、マリーのときは、「ここの音外してる。」とか気になるところがあって、確かに音はいいし、楽器が重なってるから、よく聞こえるんだけど、「どうなんだろう?」ってところが正直あった。(それでも前のCDよりかはいいと思ってたけど…)
だけど、今度は全然違うよ。
自信を持って送り出せる。
おれは、第2回メロつかの後あたりから、仕事に就かなきゃとか考えるようになって、「何時までこのバンドできるんだろう?」とか考えてきた。そのときに、「どうせならやりたいように唄わなきゃ損だ」と思うようになった。そしてそう思うようになってから、ある意味吹っ切れた部分はある。
マリーのレコーディングは苦痛な部分が多かった。今までのおれの癖とかをすべて否定されて…きれいな発音ありきみたくなって。でも、苦痛なんだけど、「上手く唄わなくちゃ」とか言う気持ちがあって、それが当たり前という気持ちで取り組んでいた。
もしかしたら、その前の音源や、ライブもそういう気持ちでやってきたのかもしれない。
だけど、「このままじゃつまらないな」と思ったんだよ。せっかく組めたバンドなのにこんなもやもやしたままなんてイヤだって。楽しくやりたいんだよってね。そんな中で俺の中で初めて、音楽が「楽しいかつまらないか」という次元の問題になったんだ。別に、桑田さんっぽくなったっていいし、ア行がハ行に聴こえたっていい。おれがこうやって唄いたいって形で唄うのがいいと考えるようになったんだよね。
いままでの俺なら、POHPOとか、あんな唄い方してないだろうし…これがおれの唄いたい唄い方なんだよ〜ってものすごいプッシュしたい。自信ある。

そんなこんなが詰まっているCDだから絶対聴きなさい。

あとこのままバンドを辞めるなんてことはないから、心配はしないように!今回のCDを作っているなかで思ったことなんだけど、「こんな風にしたい」とかアイディアがどんどん出てくるんだよ。まだまだこのバンドでやりたいことが残っているから、やめる気なんてさらさらない。ただ精神的にも、時間的にも、ベストの状態でやりたいから、ここは休養したい。それだけのことだよ。あまり深く考えるな。

るみの11/18ethosライブのレポート読んだよ。正直胸がつまった。ありがとう。12/9はいい1日にしよう。