Hummming

フンフンフン

ワイマイワンマン@表参道FABレポ

以前にも何度か書いたことがあるけれど、ワイルドマイルドは私の原点で。
千葉市に越してきて「作草部ロック」を謳うCDを手にとって早2年半。
彼らのおかげで多くの人と仲良くなれたし、多くの音楽に出会えた。

そんな彼らのワンマンライブに行ってきました。実に久々。
『西方見聞録ツアーファイナルワンマンライブ 〜西の醤油は甘かった〜』
SEはゴダイゴの「Monkey Magic」と決まっているのだけれど、今日は異色。
 ♪ワイマイマージック ワイマイマージック…
よくよく聴いてみると替え歌になっているという小細工(笑)
15分程度?押して開演。セットリストは以下の通り↓
 21世紀少年 / 恋想ゲーム / サタデーナイツ / 3センチメンタルガール
  / 新入生 / 同級生 / 卒業生 / キレイな星 / 月面ジャンプ / 初恋
  / 赤い傘 / 白いスニーカー / 発熱フィーバー / ファーストランナー
  / ツイスト&シャウト / 僕らのこの歌を / 西方見聞録
 ENC.1 エチュード / サヨナラスターレット
 ENC.2 雷鳴ディストーション
Wアンコールまで含め全20曲ですよ!何だWアンコールって!!

スタートは「21世紀少年」。20だか21だかいっつも迷うんだよな(爆)
「恋想ゲーム」に続いては「今夜は『サタデーナイツ』!」。
そして「3センチ〜」で最前列総ジャンプ!!
正直言って、ここまで盛り上がりに欠けていたんですよね。
開演時間になっても動員がイマイチだったり最前列がガラ空きだったり。
全体的にお客さんが大人しくて、ノリづらくて戸惑ってました。
でもこの曲が流れだしたらみんな条件反射のようにジャンプジャンプ。
私も身体が落ち着かなくて力の限りめいっぱいジャンプしました。
続いては「新入生」「同級生」「卒業生」の三部作。
宇都宮でタニダ氏が冗談半分に「『卒業生』もあったら面白いですよね」
と言ったらタカナガ氏が「それいい!!」と乗り気になっちゃって
ワンマンまで2週間をきった頃にできた新曲なのだそうです(笑)
三部作共通のフレーズがどこに入るかと思ったら…そうくるか!感動。

ここでアコギとカホーンがステージに登場、「キレイな星」。
路上時代に夜空を見上げながらよく聴いたものです。
開演前に「最近は路上やらなくなったね」なんて話していたのでビックリ!
あの頃と違うのは、テラオ・タカナガ両氏がコーラス参加している点。
マルさんコーラスも聴きたかったけど、全員参加しているこれもステキ。
なぜかボロボロ泣いてしまった。涙をこらえるのが大変でした。
アコギの「月面ジャンプ」に続いて「初恋」。一部ファンから歓喜の声が!
甘酸っぱく切ないのにお涙頂戴的なメロディーは使わないのがワイマイ。
「忘れたくないことだってどうしても忘れてしまうけど、僕らは
 歌を作ることで思い出せる。幸せだなぁ、って思います」
そんなMCから「白いスニーカー」。すごく身近に感じられる歌です。
そしてダンスチューン「発熱フィーバー」。ミラーボールが回る回る(笑)
一旦タニダ氏が下がって着てきたのは小林雅のサイン入りユニフォーム。
ロッテ優勝ネタを織り込むのはさすが千葉バンド、の「ファスラン」。
リーリーリリリリー!は久々にやったので油断してたら怒られた。(笑)
観客参加型といえば「ツイスト〜」そして「僕歌」!!
ずっと聴きたかったのに、行ったら演らなくて、演る日は行けなくて。
大好きな曲なので、久々のワンマンで聴けて本当に嬉しかったー。
最後はツアータイトル「西方見聞録」で本編終了。

アンコールはご当地ソング(ってほどベタじゃないけど)「エチュード」。
この曲がなかったら私はワイマイと出会ってなかった、という大切な曲。
次も大切な「サヨスタ」。ワイマイ関連で初めて友達になった一人が
この曲をすごく気に入ってて、今日は来てなかったけど思い出しちゃった。

そしてフロア照明はついたけどアンコールの声は止まず…Wアンコール。
疲れきったマルさん、予想だにしない展開で目が死んでますよ!(笑)
「お前らワイマイのこのスピードについてこれるか?!」
というタニダ氏のコールで始まった最後の曲、「雷鳴〜」。
それは後ろの坊主頭の人に言ったほうがいいと思う。(笑)
本当に久しぶりに聞けたので嬉しくて踊り狂ってしまいました。
終了と同時に脱力。楽しすぎてニッコニコでした。すげー汗かいた。
何度も書くけどワイマイライブは本当に久しぶりだったんですが、
驚いたことに身体は覚えてるんですね。嬉しいやら恥ずかしいやら(笑)

辛口な評価をすれば、お客さんは『雷鳴〜』以前の曲しかノッてない。
『サイクル』以降は浸透していない(しない?)曲が多い証拠です。
これは今後ワイマイが伸びていくために課題とすべき点かもしれません。
薄い曲をたくさんじゃなくて、濃い曲をひとつだけ。
一ファンはそれを期待して、次のワイマイを待つことにします。