Hummming

フンフンフン

100sツアー「OZ#」@Zepp東京レポ

今日は、100sのライブを観てきましたよ。初のお台場、初のZepp東京
何せ初物だったので電車の乗り換えミスりました…(苦笑)
東京テレポート駅、とかいう近未来的な駅を出て早くも迷子に。
直感でパレットタウン方向へダッシュしたら正解でした。

けど遅刻。開演しております。壁を通してナカカズの声が聞こえる。
C姉さんと合流し慌てて中へ入ると、既に会場は満員でした。
Zepp東京といえば大物海外アーティストも使うような会場だから
相当広いんだろうな、と思ったけど意外と狭かったですね。
いつも通っているようなライブハウスを大きくした感じ。
人波の奥に、中村一義率いる100s(Hyaku-Shiki)が見えました。

曲は何をやったかなぁ…夢中で踊っていたので曲順は覚えてないや。

 Honeycom.ware / 光は光 / バーストレイン / いきるもの / ここが果てなら
 / B.O.K. / A / (For)Anthem / 扉の向こうに / またあした

ここら辺は間違いなくやってました。上記はすべて『OZ』から。
「A」が流れだしたとき、ちょっとビックリしちゃいました。
てっきり最初にやったものと思い込んでいたので、こりゃ嬉しい誤算。
そして「Honeycom.〜」のイントロを聴いただけで私は泣きましたね。

 君が望むのならしな、しな。心、生きるのなら。

あの美しい旋律に感動してしまった。ステージに神が降りてきてる。
でもいつまでも泣いてるわけにはいかない、「いきるもの」。
生きていることを喜ぶ、そんな曲が中村一義には非常に多いです。
忘れられないのは「バーストレイン」。これ大好きなんですよね私。
ふわふわしながらも核心を突くような言葉が染みるんだな。

「アーユーレディ?」イェー!「イェーじゃねえだろ、ニャーだろ!」
…どうやら100sには只今猫ひろしブームが訪れているようで(笑)

次は、次は?とワクワクしていたらメンバーがハケハケる。
「ぶっちゃけ、ちょっと待っててね(笑)」という池ちゃんの言葉で
あ、終わっちゃったんだ!と気付きました。慌てて拍手。
いつものアンコールは「出てきて!」とかもっと色々考えてる気がするけど
今日は出てきてくれるものと信じて疑わず、無心で手を叩いてました。
だってこんなにあっけなく終わってしまうワンマン観たことないよ!

再び登場、100sです。MCより。楽屋に帰ったら池ちゃんの息子娘が
「おとーさんなにやってんのーー!!」「ライブだよ!」(笑)
すっかり自宅気分で鼻歌を歌いだす池ちゃん。だからライブ中だって(笑)

アンコール&Wアンコールではゲストに小谷美紗子さんを迎えて
アルバム最終曲「バハハイ」、名盤『ERA』より「グレゴリオ」「君の声」
「1,2,3」、最後には「キャノンボール」を演奏しました。
このアンコールがすごかった!お客さんの盛り上がりようといったら!
「バハハイ」なんてみんなで「ララララ、フゥ!」って大合唱ですもの。
最後の最後、「キャノンボール」では会場が一つになりましたね。
サビをみんなで大合唱。全員で総ジャンプ。本当に幸せだった。

 そこに愛が待つゆえに、ぼくは行く。
 僕は死ぬように、生きていたくはない。

汗だくになっても隣の人にぶつかっても、もうどうでもよかったんです。
私自身がここにいること、知らない人同士が同じ場所に集まって、
感情のままに身体を躍動させていること。それがもう嬉しくて。
このライブに来てよかった。ココロからそう思いました。

まっちぃのギター、カッコよかったなぁ。堂々としていた。
豊夢さんのドラムもすごかった。迷いのないスティック捌きだった。
小野さんはキャラがいい。「ギターの小野ですけど」分かったよ!(笑)
山口さんは…落研の先輩に似てたな、とそればかり考えて観てた(笑)
バンマス・池ちゃんは本当にマスコット。常にムードメイカーだった。
そして何よりも、誰よりも。中村一義が、とてつもなく眩しかった。
CDJで観たときよりずっとカッコよかった。突き抜けるようだった。

100sを信じよう。中村一義を信じよう。私の、音楽の神様。
また来よう。また観よう。そう決意させてしまうほどのライブでした。