Hummming

フンフンフン

シナトラライブレポ

さて、要所要所で泣きつつ夜に向かった先はZher the Zoo Yoyogi
3月初旬にオープンしたばかりの新しいライブハウスです。
代々木は都営地下鉄だから値が張るんだよなぁ…と思いつつも
門前仲町から大江戸線に乗って向かいました。
代々木駅から見えるセブンイレブンの下がザーザズー
ちょうど代ゼミ本校の隣でした。立地がかなり分かりやすい!


意外と広くないんですね。SHELTERやQue並みのハコでした。
店内は閑散としていました。5〜6人、くらい?


最初に登場したのはグルタミンという男性3ピースバンド。
エレカシやミッシェルをやや意識しているかのような方々でした。
まぁ曲は結構カッコいいんですけど、vo.が暴走しすぎ。
コーラスにしてもタイミングにしても、周りを全く見てない。
あらあらおいおい、って感じですね。これから頑張ってください。


続いて登場したのは全く違う雰囲気、blueveryという4人組。
うわー、ってくらいに典型的な爽やか青年ポップバンドでした。
メロディーも声もごく普通で、いい子ぶってる感じ満載。
「聞くに堪えない」っていうんじゃないけど私は苦手ですね。
前のバンドの口直し的な存在に終わってしまいました。


次はそろそろシナトラか?と思いきやサンダルバッヂ赤松氏。
実は新体制になってから初めてのサンダルバッヂなんですけど
メンバーが違うのでアレンジがいろいろ変わってましたね。
ここで青木さんだったらこうかぶせるのに…とか考えてしまった。
セットリストは確かこんな感じ↓だったかと思います。
 ハカナキコト/ヘッドライト/涙/タメイキ/イト/暦唄


そしてようやく登場、シナトラ!しかもトリですよ!!
「イエェーーーーイィ!!!!!!」
元とび職のvo.黒岩トキオ、縦横無尽に暴れすぎです(笑)
もうとにかくすんごいテンションで、最前列の手すりにのぼったり
ジャンプしまくったりエラい騒ぎです。それはメンバーも然り。
ヒカルさんは各メンバーをキョロキョロ見て満面の笑みだし、
ハシノさんはしょっちゅうメガネを飛ばして失くすし、
アニさんはMC無視で所ジョージの物真似を始めるし(笑)


「さうだあぢ」ってタイトルからして切ない曲かと思いきや
こんなに勢いあふれる曲だったとは。最初からノリノリでした。
しいてスローナンバーを挙げるなら「流れ星」。
「青い春」は新曲だったようです。うん、いい感じ。
ほとんどの曲にコーラスが入るんですけど基本ユニゾン、かな。
ハーモニーのためというよりは加勢のためのコーラスですね。
一緒に歌いたくなるし、一緒にジャンプしたくなる。
結局、最後のアンコールでは私もジャンプしちゃいました。
そしてシナトラのライブ中だけは、涙を忘れていました。


ちなみにセットリストは以下の通り↓(ハシノ氏blogより)
 さうだあぢ/花も嵐も/二回目の世界/流れ星/青い春/伊勢湾
 薩摩白波(ENC.)


今日は初めてセットリストから「薩摩白波」を外したんですって。
いつまでもあの曲に頼っていてはいけないんじゃないか?と。
でも私には全く彼らの心配する要素が感じられませんでした。
お客さんたちは「薩摩白波」ではなくシナトラの楽曲を、
シナトラを、評価しているんだということです。
その証拠に今日は予定外のアンコールまで出たんですから!
本当にステキでしたよ。もはやハコ全体がシナトラのものでした。


あとアニさんの「ザーザズー!」コールは面白すぎます(笑)
終演後にはスタッフのチビトラさんによる粋な計らいのおかげで
アニさんといっぱいお喋りできたし(グダグダだったけど)、
本当に幸せでした。来てよかった。


チビトラさんは私のことを知っててくれた。
ハシノ氏は握手が強かった。ヒカル氏とは東洋大の話をした。
アニ氏とは色々な話をした。トキオ氏は終電の心配をしてくれた。
ちはるさんとはジャンプ中に目が合った。優しい方だった。
代々木駅でソフィさんに声を掛けられた。次回は会場で是非。
シナトラ、大好きです。また絶対にライブ行きます!!