Hummming

フンフンフン

ピンチブロックツアーファイナルレポ

ピンチブロックツアー「妄想列車ぶらり旅」ファイナル!
場所は私がピンチと出会った地・渋谷屋根裏でございます!!


今日も何だかんだ言って結局ギリギリ…(そんなんばっか)
開演5分前頃に渋谷へ到着、人ごみだろうが何だろうが猛ダッシュ
昨日の奇跡は起きるか?と思いきや、今日はさすがにアウト。
一番手・田成重尾のステージが始まっていました。


田成重尾は懐メロ風味が可愛い女の子3ピースバンド。
3人揃って黄緑のサリーちゃんみたいな服を着て演奏していました。
「塩ラーメン」とか、題材もなかなか面白いです。
残念なのはまだ精神面がステージに追いついていないところ。
「あ、あの…たなり、しげ、お、です…次の、ライブ予、定は…」
そーいうところが可愛いという意見もあるんだろうけど
私は「本当にやる気あんのか?」と疑いたくなっちゃいます。
演奏はドラムがイマイチ曲に合ってないかな。
でも女の子ながら迫力ある演奏でビックリしました。


二番手はpigmentです。田成とはがらりと変わって轟音ロックバンド。
でも轟音というばかりで歌にもギターにも締まりがなく、
結局どんな曲をやっていたのか分からないままの演奏でした。
ベースがゴスロリ系の女の子で、細身ながらたくましく弾く姿は
かなりカッコよかったんですけど…残念ですね。勿体ない。


三番手はお待ちかね、the coleslawです!!
久々ですよ。1月の企画には二日酔いで行けなかったし(汗)
セットリストはこちら↓
 血迷い言/不仕合わせ/もう春風/ダンシングレクイエム/
 ジェリー/コールスロー/ナイーブ
彼らの番になると前に詰めてくる女の子もいて、会場が賑わいます。
最初からアップテンポの「血迷い言」が鳴り気分は最高!
勇樹さんの「いいわ、いいわ」が色っぽーい。きゃーきゃー。
「もう春風」は去年の秋も聞いた気が(苦笑)今回は季節も合致。
「ダンシングレクイエム」は新しい曲なんでしょうか。
メロディーが思い出せないけどなかなか踊れる感じでしたよ。
名刺代わりの「コールスロー」はラストがカッコよくなってた!
すぐ終わると思ったらアレンジが付いてて驚きました。
最後は「ナイーブ」。最近よく演ってるようです。
しっとり歌う勇樹さん。歌詞がまた感動ですよこれは。
今日のキムさんはかなりニッコニコでよかったです。
結構軽く叩いてるんですね。ドラムレッスンの成果かしらん。
面白MCが少なめで残念でしたが、全体的には素晴らしかったです!


コールを押しのけて出た四番手は六畳人間
名前は知っていましたが、実際に聴くのは初めて。
大丈夫かぁ?なんてナメてましたが半端じゃなかった!!
激しいんですが、緩急がついていてカッコいいんですよ彼ら。
そうそう。轟音出しゃあロックだと思ったら大間違いですよねー。
終演後にデモ音源を配っていたので貰ってきちゃいました。
彼らの音はもっといろんな人に聴いてもらうべきですよ。
CDの精度はまだまだだけど、ライブは一度観てほしいです。


そしてトリは勿論、ピンチブロックですよ!
セットリストはこちら↓
 妄想ハンター/愛と栄養/福島辺り/青と白/イカ釣り/
 カウボーイ 海へ行く
 (ENC.)ネコのうた
最初からタイトルチューン「妄想ハンター」かよ!!
この後一体どうするつもりなんだ?と本気で心配しました(苦笑)
でも、それくらいで終わるピンチじゃありませんでした。
次に演奏した「愛と栄養」「福島辺り」のハーモニーの美しさ!
甘くて爽やかで気持ち良いのです。(清涼飲料水みたいだな)
「青と白」にはghq・ブラザーNOMUとカモレ・カオリーヌが参加。
名付けて“ブラザーNOMUとドラゴリーヌ”!(龍平氏命名
曲の途中で龍平さんがカオリーヌに異様に接近し、
カオリーヌが歌いながら悲鳴をあげるという事件発生!
龍平さんはセクハラで訴えられたら負けますよこの状況(笑)
最後の最後にお客さんがどわぁーっと前方に集まってきて、
「このバンドはこんなにたくさんの人に愛されてるんだ」と実感。
何だかすごく嬉しかったです。私もその一員なんだけど。
1曲1曲、本当に楽しそうに演奏するステージ上の3人を観て
こちらまで嬉しくなっちゃいました。
そう、昨秋初めて彼らのステージを観たときのように…。


来てよかったと思いますよ、今日は本当に。
いいバンドを見つけたし、大好きなバンドはカッコよかったし。
ダミアンや中村さん、まきとさんや小形さんと話せなかったのは
残念だけど、また次にライブ来たときの目標にしようっと。
龍平さんに挨拶をし、勇樹さんと話し、キムさんに見送ってもらい
ウキウキな気分で帰途に着きましたとさ。楽しかった!