Hummming

フンフンフン

作品展

葉谷大紀さんの写真を観に、荒川パレスボウルへ行った。
荒川パレスボウルはボウリング場「だった場所」。
1月いっぱいで終わってしまったのだとか。
様々なアーティストたちがこの館内をめいっぱい使って
作品を展示する会、それが今回の「apb展」。

上野で寄席を観たあと京成に乗って町屋まで。
そこから都電に乗り換えて熊野前へ、と思ったけど
大した距離じゃなさそうだったので線路沿いをのんびり歩く。
初めて来た街だけど、どうやらこの辺は住宅街らしい。
都電って、路面電車みたいだけど違うんだなぁ。

熊野前駅が見えてきたところで葉谷さんにメール。
「はいはい!お待ちしておりますよ!」とすぐ返ってきた。
今日は久しぶりに本人に会えるんだ、と思うとなんかドキドキ。

ちょっとした廃屋。つい1週間前まで営業してたとは思えない。
らせん状の階段を上って会場に入る。いた、葉谷さんだ!
1年半ぶりにもかかわらず、すぐに気付いてくれた。
直接会うのはまだこれで2度目なのかー。不思議な感じ。
本人に言ったら、「でも毎回来てくれてますよね」だって。
言われてみればそうかも。ライブ展示ぐらいか、観てないの。
意外と熱心なファンである自分に今日気付いた私。あはは。

葉谷さんは個展での作品から新作まで、様々な写真を展示。
彼の写真は誰もがきっと「あーあるある!」と感じるんだけど
誰もがきっと一瞬にして忘れてしまうような、そんな瞬間。
だからハッとさせられるし、すごくドキドキする。
って旨を勢い余って本人にも伝えてしまったのだけれど。

ちょっと前には残像カフェの大森氏も来ていたらしい。
うーん、ニアミス。お会いしてみたかったな。

藤田陽平さん、という今回の作品展に参加していた方と話す。
24歳のフツーのお兄さんなんだけど、「先生」なんだって!
まだ若いのに!こりゃエライことだ!!(意味不明)
実写映像を中心とした制作活動をされてるらしいんだけど、
今回展示されていたのもあったかい感じの映像だった。
しかもすごいの!展示場所がボウリングレーンの裏側!!
初めて入ったよあんなトコ…不思議な空間だわー。
なんだか興味がわいたので藤田さんには今後も要注目。
そしてそんな出会いをくれた葉谷さんには大感謝。

葉谷さんに「私も写真を撮ってみたい」と相談したら
「楽しむところから始めればいい」と言ってくれた。
そんな難しいもんじゃない、千葉大に入るのより簡単だよ、と。
(私に入学した当時のアタマがあるとは思えないけど・苦笑)
分からないことがあったらいつでも聞いて、と心強い一言。
有難うございますお師匠様…!
「師匠」と「先生」がついてれば怖いものなしだわ。

そんなこんなでいろいろな話をして帰宅。楽しかった!
でも、あんなに楽しかった空間がもうなくなるんだと思うと
ちょっと寂しくなってしまった。
町屋まで再び歩き、京成に乗って帰宅(2駅乗り過ごす)。