Hummming

フンフンフン

M-1グランプリ2004

今日はM-1グランプリ2004でしたよ。
しかしその時間帯はバイト中なのでちゃんと録画予約を。
数日前の特番も今日の昼の特番も、勿論本選だって録りました。
(へっへー失敗しませんでしたよーいいでしょー>Lucky13M氏)
毎年こうやってます。私にとって大事なイベントなのです。
もうね、私にとっての甲子園ですよこれは。


数日前に本選メンバーを集めた特番が放映されたんですが
その中で2001年から大会の歴史を振り返るコーナーがあって
2002年、ますだおかだが1年越しの優勝を決めたシーンで
思わず涙ぐんでしまいましたもの。


ご存知の方もおられるかとは思いますが私、
ますだおかだの大ファンなのです。かーなーり好きです。
なので当時もテレビの前に正座して決勝戦を見ていましたし
その時も増田さんの涙にもらい泣きしてしまいましたが
2年経った今でもあの映像を見るとグッときてしまうのです。
あれはますおかファンならずとも感動する世紀の名シーンですよ。


いつも舞台の上では堂々としている増田さんが
全国ネットのテレビカメラの前で思わず泣いてしまった。
あの姿は戦いの激しさ、重圧の大きさを如実に表していました。
芸歴の長短、キャリアの有無なんて問題じゃない。
あの日あの場所でどれだけ面白い漫才ができるか、それだけ。
笑いの陰には涙ですよ。人間ドラマですよ。感動じゃないですか。
まぁ、そんなこんなで毎年楽しみにしているわけです。


今年はアンタッチャブルが優勝しました。
決勝へ進んだのは麒麟南海キャンディーズアンタッチャブル
さっき決勝戦3組の漫才だけはビデオで見ました。
うーん。あの戦いなら断然アンタッチャブルでしょう。
芸風の華、勢い、笑いのパンチ、テンポの良さ。
どれをとってもアンタッチャブルがダントツでした。


麒麟も面白くて好きなんだけど、ちょっとイイ子すぎるというか。
小奇麗にまとまっちゃっててパンチが弱かったです。
あと川島さん(ええ声出してるボケの人)の声が小さかった。
田村さんは何喋ってるか時々分からないところがあったし。
これは実に勿体ないです。君らNSC行ってたんだろ?って感じ。


南海キャンディーズは…事前に落研の先輩から聞いた情報どおり
面白いんだけどいわゆる大衆向けではない笑いなんですよね。
私はかなーり笑いましたが(ちょっとハマった)
「きっとこれは漫才の頂点じゃないな」と感じました。
あの芸風がM-1にふさわしいかどうかではなく、正統派漫才に比べて
まだきっと磨かれていない、形が確立しきれていないんですよね。
だから今後に期待。これは笑い飯にも言えることですが。


そんなこんな思いつつ、爆笑しながら見させてもらいましたよ。


アンタッチャブルには泣けませんでした。別に嫌いじゃないが
何だか山崎さんが終始漫才の中と同じキャラクターのようで
ヘラヘラヘラヘラしているように見えてしまって、
「お前らこの賞のありがたみが分かってんのか!?」と
つい思ってしまったものですから。
でもまあいいや。泣くのが全てじゃないですし。
男泣きは増田さんの特権ですから!(そんなムチャクチャな)


とりあえずアンタッチャブル、おめでとうございました。