Hummming

フンフンフン

しばし別れる

めちゃめちゃお世話になった先輩が、海外出張します。
今日は忘年会も兼ねて彼の送別会を。
最近は一緒に仕事することもなかったので
あんまりしゃべってないんだけど、
私の(今思えば)不条理な文句も全部受け止めてくれたり
飲みに行ったり家に遊びに行ったり相談に乗ってくれたり
今の私があるのは彼のおかげと言っても過言ではないくらいの、
すんごくすんごく大事な先輩。


飲みに行って、二次会も飲んで、その後カラオケまで行って。
主賓は最終的にカラオケ屋で寝てたけど、まあいいんだよ。
キャッキャ言いながら最後の最後までちょうおばかな時間を共にするのが
若者なりの別れのスタイル。なんつってなんつって。

遠くまで旅する人たちに溢れる幸せを祈るよ
僕らの住むこの世界では旅に出る理由があり
誰もみな手を振ってはしばし別れる
小沢健二「僕らが旅に出る理由」

カラオケ屋で歌うことはなかったけれど、
帰り道、明るくなってきた246を自転車で走りながら
こっそり歌いました。
彼は行きたい方へどんどん行ってしまう人だから、
ひょっとしたら帰ってこないかもしれない。
でも私は別れ際に「行ってらっしゃい」と言って
先輩としばし別れたのでした。