Hummming

フンフンフン

そういえば、Lucky13

浴室乾燥機の音がひどい朝。
シナトラの活動休止は静かに私に噛み付いたけれど
甘噛みのまま、緩やかに日常生活は続行。
勤務地も住まいも近いヒカル氏にばったり会ったときのために
「ばーかばーか!ばーか!」という強がりだけは常備しつつ。


私が初めてシナトラのライブを観に行った日の前日、
the coleslawが解散を発表したときは泣きに泣いた。
公式サイトトップのペライチのhtmlにメンバーコメントがあって、
それを読んでは泣き、読んでは「何で、何で」って
うわごとのようにつぶやく日が2〜3日続いた。
それを思うと、コールより思い入れの強いバンドなのに
これだけ平静を装って暮らせるのは
私が大人になったせいだろうか、それとも
どこかで分かっていたことだからか。


私が初めてシナトラを観に行った日に感激したのは
それまでライブに通っていても
思わず曲に合わせてジャンプしてしまうほど
楽しませてくれるバンドなんて数えるほどしかなかったのに
彼らは初見でそのエリアに入り込んできたということなんだけど、
当時の私の「ジャンプバンド」(語弊がある)のひとつが
Lucky13だった。
そのLucky13もまた、来年のワンマンをもって活動休止する。
中瀬至との衝撃的な出会い、
お兄ちゃんがブログを見てくれていたこと、
むーさんがDJのときに初恋の嵐を流してくれたこと、
ラクーアでのインストアライブ、
無料ライブで貰った栄次郎さんのクッキー、
思えばだいぶ長いことLucky13を観てきたなあ。


そしてLucky13は私の人生に影響を与えた。
人に伝えたい、聴いてほしい音楽だった。
伝えたい一心で文章を書いていたら、友達ができた。
逆にその友達から紹介してもらった音楽も今の私には大切。
聴いてほしくてCDを貸したこともある。
普段は借りたCDなんてろくに聴かないその人が
リピートでCDを聴き、ライブにまで足を運んだと聞いたときの嬉しさ。
Lucky13からもまた、音楽を紹介してもらった。
私が今あんなに大好きなストライカーズも、
Lucky13のおかげで出会うことができたのだった。


the coleslawや蝉時雨の解散ライブに立ち会ったLucky13。
いつも見送る側だったのに、見送られる側に回る日が来るとはね。
変な感じ。すごく、すごく変な感じ。


でも、
最後のワンマンライブ、2月1日なんだよなあ。
大切なストライカーズ企画の日と完全バッティング。
そもそもストに出会えたのはラッキーのおかげだし、
今までの義理からしてもラッキーに行くのが本当なんだけど、
スト企画、もんのっすっごい宣伝しちゃってるんだよなあ・・・
会社の後輩も友達もその妹も彼氏も呼んでいる手前、
これで言いだしっぺの私が行かないっていうのはちょっと。
そうしたら思い切って1月の大阪ワンマンのほうに行くか?
とさえ思っている今日この頃。
いずれにせよ、もう一度だけでもいいから
Lucky13の音楽を全身で浴びたい。


さて。
ラッキーと初めて会った日にやはり初見だったテルスターと、
ラッキー友達に教えてもらったつるうちはなちゃんと、
ラッキーの対バンで知ったストのメンバーが所属するワイ・ユー・ジー
これから観てきます。お昼の高円寺なんて久々に行くなあ。
行く前にお風呂に入ろ。
相変わらず浴室乾燥機がうるさい。