Hummming

フンフンフン

トキメキnight!Vol.1@Que

あれは干されたと捉えてよろしいか。
おくさまです。
もう哀しくもないよ。
涙も枯れますた。
なんて言いたくはないのだけれど、
それでも言ってしまうのは甘ちゃんだからか。


閑話休題
今日は仕事を早退して所用を済ませてライブ。
仕事が終わらずリスケ頼んで平謝りで向かった所用は
あっという間、ものの10分で終了。
すっ飛ばして来たのにこんなもんか。いいけど。


それはそれでウキウキと下北沢へリターン。
ストライカーズさんがソカバン企画のOAで出るっつーから。

  1. レボリューション
  2. gift
  3. ソルジャー
  4. ザ・ワールド

THE BEACHES×曽我部恵一BANDでOAにストライカーズ。
この面子なら、開演前から八分入りというのも頷けます。
満を持して定刻どおりにスタートしたストライカーズ。
ここ最近いっつも思っていることだけれど、
彼らは安定した演奏ができるようになってきた。
エネルギーと同じようにクオリティも高めキープ。
足りない、足りないとわめき続けてきたものが今ここに。
いやあ、これはうれしい。


でも今日のストはややあっさり気味。
ある程度安定してて、ある程度きれいで、ある程度勢いがある。
けれども所詮それは「ある程度」止まりなんだもの。
ストが好きで、「ストのライブを楽しもう!」という気持ちで
ライブに臨んでいる人はこのレベルで十分楽しめると思うんだけど
「ストライカーズって何者?」っていう人の心は掴めない。
せっかく出るならよそのファンを奪うくらいの気概が欲しいです。
具体的には、コーラスの声量バランスが残念。これはPAさんかもだけど。
あとVo.星野氏の高音が上がりきっていないところが残念だった。
高いのを正しくスコーンと出すのが難しいことは私も知ってる。
なので気をつけろ、と。がんばれー、と。言いたいですね。
そういえば「ソルジャー」のギターの重なりも微妙じゃなかったかな。
あちこち惜しいところだらけで、勿体なさすぎるライブでした。
唯一「おおっ」と思ったのはヨシ君のドラム。
彼、さりげなく見せ方気にしてます。たぶん。
「ザ・ワールド」のサビの叩き方がかーなーりアガる。
なのでお客の皆さんは次回以降チェックしてみてください。


ちなみに今日のサポートベースは元・蝉時雨の井塚氏。
最近井塚氏と喋ってないなー。マイプリンスなのに。
だって出てこないんだものあの人。
同じバンドにいづかとうづかがいる件について問いただしたい。
(the strange dramaのサポートを始めたらしいのです、彼)
大好きな井塚ベースと大好きなストライカーズのコラボは
個人的には非常に嬉しいけれど、
でもストのベースが井塚氏である必要性が見えない。
もっとがっつりハマるベーシストが見つかればよいのだけれど。


THE BEACHESは初見。ジェリリが改名したんだって?
ももちゃんにこの間CD借りたんだけど、楽しさはCDの比じゃないね。
BEACHESの名に恥じない、レゲエ調の(?)踊れる名曲揃い。
楽しい楽しい。いっぱい手を挙げて、いっぱい踊りました。
ストと比べて、エネルギー量が半端なかったなあ。


そして曽我部恵一BANDも初見。
曽我部さんの弾き語りは2度くらい観てるんだけど、バンドは初。
しかもサニーデイに間に合わなかったクチだからね私は。
でも初恋の嵐・西山氏追悼ライブで演奏したサニーデイの曽我部だ!とか
高校時代あんなに聴いた『LOVE ALBUM』の人だ!とか
余計なことをいろいろ考えていたら妙に興奮してしまって、
そんな気の迷いを「迷いじゃ終わらせないぜ」とばかりに熱いライブがスタート。
告白します。私は曽我部恵一をナメていました。
ギターめちゃめちゃ巧いのなあの人!そして上野氏も巧い!
「あわわわわこのバンドのギターかなりカッコよいんですけど・・・!」
というのが率直な感想。
ギタリストが巧いのはもちろんポイント高いけど、
メインヴォーカリストまで巧いってどういうことですか。
そのギタープレイに魅せられて、後ろから4番目くらいにいた私が
最終的には前から4番目くらいに陣取ってたからね!(えええええ)
本当、音がリズムがツボをついてくる。しびれます。
ぶっちゃけた話、ストでは最近ご無沙汰だったこの感覚。
それは私が彼らを観過ぎたのか、それとも彼らがその程度なのか。
少なくとも今日ドキドキしたのはストよりソカバンのギターという事実。


なんでそこまでストのギターと比べるの、って、
ギターがまったく同じなんですもの!
レスポールとSG!共に愛しのギブソン社!
(細かい型番違いとかまでは分からないけど)
私の中では勝手に

  • マコトマン×曽我部(レスポール
  • まっつん×上野(SG)

というW対決が繰り広げられていたのです。
これは当ててきたのかね。偶然かね。ずるいわー。
おいおい曽我部さん「大好きなバンド」とかこつけて
ストライカーズを潰しにかかってるんじゃあるまいな、
と勘ぐってしまいましたよ。違うと信じたいけどちょっとこれは。
結果は前述のとおりソカバンのが一枚上手かと。私的には。


あああ、とにかく出番が深ければ深いほどいいライブで、
私は今日の3,000円をストではなくソカバンに捧げたいと思ったし、
「曽我部さんが夏前にストを観ていれば本編の対バンだったのかも!」
なんて開演前に話していたことを完全撤回したくなったし、
ましてや年末のCDJ新人枠を勝ち抜くなんて夢のまた夢だと思ったし、
最近のストには次のステージが見えてきたと浮かれていたけれど
まだまだそんなの全然で、上には上がいまくるんだと
思い知らされたライブなのでありました。


うえええええん。