Hummming

フンフンフン

「オレマガッタ直線」@月見ル君想フレポ

仕事がなかなかまとまらず、月見ルに着いたのは20時。
疲れたー頭痛いーしかも駅を間違えた・・・最寄りは外苑前か。
箱庭の室内楽は既に終わってミンガスが始まったところ。
ひねくれた浮遊感が少し面白いかも。でも楽曲の不安定さと
曲の終わりにシンバルを叩くのがいまいち好きになれない。
まつきあゆむが始まる前にカウンターへ行き、注文。
しかし!今日はゴーヤーチャンプルーがない!ショック!!
仕方なくタコライスオリオンビールに。美味しかったけど。


で、まつきあゆむ。上から観た。月見ルならではのアングル。

  1. (CD-Rが〜という歌詞の曲)
  2. 片思い
  3. カーディガンガール
  4. ももこ
  5. EVERYDAY

何しろ津田沼インストア以来。多分。最初のほうは新曲かな。
2曲目の曲はアップテンポでガシガシ弾く、現代っ子の曲。
「Video killed the radio star」みたいな傾向?っていうか?
それが私としてはいけ好かないね。まつきイメージに合ってない。
彼は妄想世界に住んでいて、外を歩いていても風景を歌っても
彼のフィルターを通すことで歪んだ、クセのある音楽になる。
良くも悪くもね。持ち味であり、かつ他の道がないという欠点。
そう、今のまつきあゆむに他の道はないんだ。他の聞かせ方は。
聞かせ方を持っていないのに無理やり作ったような曲だった。
明るい曲もできるようになるといいね、でも今はまだだね、と。
逆に次の「片思い」は良かった。そうそう、これだよまつき節は。
気持ち悪い感じ。妄想狂。思わずニヤリとしてしまった。
うぉおぉーーぅと叫ぶ顔が横山ホットブラザーズだったよ!(笑)
「ももこ」は初めて聴いた。日曜夕方6時な雰囲気がよく出ていた。
今日一番良かったのは「猫」かなあ。リズムがいいよね。
でもそれは「すごくカッコよくできていた」という意味ではなく
「いい曲を忠実に演奏できていた」という意味で。
あ、あとベースもドラムも最高のサポートだな、と改めて痛感。
まつき氏のギターもさることながら(そうだ彼ギター上手いんだ)
それをうまく引き立てているサポート陣はベストメンバーだね。
幸せモンだと思うよまつき氏は。だからバンドセット好きだなあ。
全体を通して見れば、決して誉めるほどもなかったとは思うものの
悪いステージじゃなかったな。何しろ頭痛も治まったし。


トリは春風堂。名前は見たことがあったけれど、ライブは初。
でも頭痛と疲労のため、そして併せてタコライスで満腹のため
不覚にも眠たくなってしまった・・・立ったまま寝てしまったよ。
それにしても彼らもまたヘンテコリンな曲を歌っていたなあ。
はぴねーす!しあわっせー!ってやつがとても印象的。
ボーカルは男女ツインなんだけど女の子に譲ったほうがいい。
男の子は正直ちょっと聞くに堪えないというか、
歌いだすたびにがっかりしちゃったからなあ。(苦笑)


まつき氏は人気者だから混んでて話しかけられそうもなかったし、
眠気と疲れも最高潮だったので終演とともに帰宅。