Hummming

フンフンフン

ライブ後

終始まったりなこのイベント、随所にビニールシートがあるのだけど
私もちゃっかりethos席にお呼ばれ。復活祝いのビールを振舞う。
終演後の杉さんは相変わらず一人反省会。(苦笑)
「次はもっといいライブするから!」と意気込んでいた。
いいね、こっちが何を求めてるかちゃんと分かってる様子。
そのほうが応援したくなるさ。次も観に行きたくなる。


お互いの就職の話をポツリポツリ。
「ということは、あと1年でおしまい?」
杉さんはこの問いには答えずに次のライブの話をしていた。
爆音で聞こえなかったのか、わざと答えなかったのか。
その後しばらくぼんやり考えていた。
多分、答えなかったのが答えなのだと思った。
終わりが見えているバンドを応援するこの絶望感。
愛する人の死期を宣告された感じに似ているのだろう、と思った。
(そりゃあそっちのほうが今の何十倍も濃いと思うけれど
 哀しみの方向性としてはよく似ているんじゃないかと思う)
ethosが観られないなんて今の私には考えられない。でも現実。
別に仕事するな、無理してバンド続けてくれ、なんて思わないし
それは分かっていたはずなのだけれど、うーんやっぱ哀しい。
最後のミュージックショウ、最後の夜長、最後の年越し。
「最後」ってなんて胸の痛む言葉なのだろう、と改めて思った。