Hummming

フンフンフン

ethosと出会って丸一年

千葉大生を中心としたバンドでethos(エトス)ってのがいます。
彼らは私にとって勿論「大好きなバンド」でもあるのですが
「他人事と思えないバンド」と言ったほうが正しいと思います。
音楽好きな私にしてみれば、バンドは一段上にいる憧れの存在で
常に上質なアクトで無条件に楽しませてくれるものなのですが
彼らの場合は良くも悪くもその範囲に留まりません。
ローカルバンドで経験や技術が不足しがちなせいもあって
正直、ライブに当たり外れがあるんです。「無条件」ではない。
決して誉められる状況じゃないけれど、それはそれで面白いです。
ライブのたびに喜んだり、怒ったり、泣いたり、笑ったり。
成長を見守っているというか、一緒に成長しているというか。
「放っておけないバンド」「一瞬たりとも見逃せないバンド」
そういった意味で、とても大切なバンドだと思っています。


そんな彼らに出会ったのが、ちょうど1年前の今日のこと。
ethosの企画ライブ「第2回メロディーつかみどり大会」でした。
Chester Copperpotが出ると聞いて行くことにしたのですが
どんなバンドなのか下調べに学校の生協でCDを購入したところ
びっくりするほどつまらないシケたCDで大変がっかりしたのです。
しかしこの日のライブを観て私は驚きました。
鮮やかだったんです。眩しかったんです。楽しかったんです。
ethosというバンドはこんなに楽しいライブをやるんだ…!
終始笑いっぱなしでした。ライブ中ずーっと幸せでした。
私は、一夜でethosの大ファンになりました。


今は活動休止中ですが、活動再開もそう遠くなさそうとの事。
出会ったあの日のように幸せなライブがまた観たいです。