Hummming

フンフンフン

葉谷大紀写真展@国分寺Roofレポ

今日はM屋の工場見学に行った帰り、ちょっと足を伸ばして
仲良くさせてもらってる写真家・葉谷大紀氏の写真展へ。
三鷹よりも小金井よりも先。国分寺で下車したのは初めて。


駅から伸びる商店街を右往左往しているうちにカフェRoof発見。
白を貴重とした、とても小さいシンプルビューティーな建物。
中に入っても写真は見当たらない。「???」
マスターらしきお兄さんが察してくれて「写真は上ですよ」


2階には壁面に並ぶパネル、机に置かれた作品ファイルが2冊。
残像カフェのレコーディングショット「残像カフェ×葉谷大紀」
ウィリアム氏の写真と残像・大森氏の写真が並ぶと絶景。(笑)
全体的に緊張感よりも和やかな空気が感じられる写真。
「死にたくないから」は3年前の個展作品から一部を展示。
私が初めて写真展に足を運んだのが葉谷氏の写真展だったっけ。
知ってか知らずか、今回も私の大好きな2作品が飾ってあった。
一つは、クレーンと真青な空、だけの写真。
小さい頃によく連れて行ってもらった、港公園の空みたい。
ボールを投げても全然「天井」に当たる気配のない空の青さ。
初めて見たとき、懐かしくて涙がこみ上げてきた写真。
もう一つは、緑の葉にきらりと反射する夏の日差しの写真。
いつか特別に焼き増してくれたこの写真は今も玄関に飾ってる。


ファイル2冊はモノクロ作品集とカラー作品集。
私は葉谷さんのカラー写真が好き。
空き地の夕暮れを切り取った写真で泣きそうになった。
葉谷さんの写真は何だか懐かしくて、温かくて、
「早くお家に帰りたいな」と「帰るのは寂しいな」とが
混じり合った、夕方の気配や干し草の匂いがする。
いっつもそれに泣かされてしまうのだよ、私は。


それにしてもこのカフェのスコーンがめちゃ美味しかった!!
紅茶も香りがとても良く、気持ちが安らぐよー。
本当に葉谷さん、いいカフェ探してきたなぁ。