Hummming

フンフンフン

みんながいるから、ここにいる

カリカリしてしまう。ヒステリーっていうか。
昨日も昨日で「ああぁもう!考えらんない!!」って気持ちでいっぱいで
本当は動けないぐらい寒いはずの夜道を自転車で全力疾走。
相手が良くない部分も勿論あるけど、元はと言えば私が悪い。
そこまで状況が冷静に分かっている自分。
でもそれを理解できずにイライラしている自分。
そしてそれに対し呆れはてている自分。
色々な感情が交錯して、また訳が分からなくなる。

ちゃんとしたご飯を食べていないからかな。ゆっくり寝てないからかな。
外的要因は分かっているけれど、食べたいとも、寝たいとも思えない。

とりあえず甘い物でも食べたら気持ちが和らぐかな、と思いコンビニへ。
「いらっしゃいませ」いつもの優しい声のお兄さんがレジにいる。
あの人はまだ20〜30代だと思うんだけど、挨拶がすごくやわらかい。
若い店員だと「いらっしゃっせー」って挨拶が多いけれど
あの人は「いらっしゃいませ。」と丁寧に言ってくれるんだ。
そんな心配りだけでもお客さんとしては断然気持ちが違ってくる。
店内の暖かさも相まって、ちょっと気持ちが落ち着いた。

家に帰ってPCの電源を入れる。最近はmixiを最初に見るようにしている。
今日もこの世界ではいろんな人たちのいろんな会話が飛び交っている。
同じ趣味について語り合う人だとか、自分の日常を綴る人だとか。
そんな中で私に掛けられた声がひとつ、ふたつ。
彼らは私が今どんな気持ちでいるかなんて全く知らない。
そして私は今日の彼らに何が起きていたのかなんて全く知らない。
その分余計な力の入っていないメールが、何だかすごく嬉しい。
ささくれ立っていた私のココロも、おかげで徐々に癒されていった。
こんなん言ってると「ネット中毒だ」なんて言われるかもしれないけれど
インターネット上の交流の良さって、こーいうところにあるのかもしれない。

PCを一旦閉じてお風呂に入ろうかと思ったら、新しいメッセージが届いた。
本人は気付いていないだろうけど、いっつもツラいときに助けてくれる。
鼻の奥にツンときた。目頭がじわっと熱くなった。
待ってたよ。その言葉がずーっと聞きたかった。
お礼を言うのはこっちのほう。またすぐに会えるのかな?

とりあえず「明日からも頑張ろう」って言える態勢は整った。
明日からも、頑張ろう。