Hummming

フンフンフン

ひとのためにうごく

スマトラ地震の救援・募金活動について多少思うところがある。

動かなければいけないと思う。
余裕がある者が余裕のない者を助けるのは当然だと思うし、
そんなキレイゴトとかではなく煩悩交じりの言い方をすれば
いつか自分に巡ってくる(かもしれない)不幸のために
今のうちから人を不幸の淵から引っ張り上げてやることは
長い目で見れば一種のギブ&テイクだしやってあげてもいいと思う。

けれど、今だけか?人が不幸のドツボにはまってるのって。
地震の被災者だけか?大変な思いをしているのって。
世界中の人が人のために動いた、それは誇るべき点だけれど
慌てて今だけコンビニの募金箱に10円を入れる人は
言ってしまえばただ流行に流されているだけなんじゃないか。

ゼミのメーリスで先生、
「私は赤十字等の活動にいささか疑問を持っているが
 今はそんな悠長なことも言っていられないので募金した」と。
世界情勢にしっかりと目を向けられていること、
かつ赤十字の問題点にまで考えをめぐらせていることは
知識人として非常にすばらしい、のかもしれない。
でも何なんだその慌てっぷりは。
地震が起こる2日前にもインドで餓死した若者がいるぞ。
地震が起こった5日後にもアフリカで病死した子供がいるぞ。
そのときには慌てて募金なんてしなかっただろうが。

そんな屁理屈をこねてしまう。
だからと言って私が常日頃から世界中の困っている人に対して
何かを施してあげられているわけでもないのだけれど。

というわけで1クリック募金バナーを設置しました。
どーいう仕組みか未だによく分かってないけど
軽い気持ちでやったことが誰かの一助になるなんて
そんなおいしい話はそうそうないと思うので。
皆さんもウチに来たらぜひ軽い気持ちでクリックしてください。

今日はちょっと上流階級的な和食ランチを頂いてきたので
そのお返し気分で400ml献血をしてきたおくさまでした。

(人のために動く、って、その程度の気持ちでいいと思う)