Hummming

フンフンフン

リュウジについて

今日は(小見川の)成人式でした。
朝から親の車に揺られて小見川までプチ帰省。さんきゅー親。

町民会館に着くと着飾ったひとがわんさかいました。
最初は誰が誰やら分からなかったけど、よくよく見ると
ケバかったあのコがケバさを増していたとか
もともと可愛かったあのコは一層可愛くなっていたとか
潤ちゃんが坊主だ!こ、怖いよ!!だとか
それはもうあっちゃこっちゃエラい騒ぎでした。

皆と写真を撮りまくりました。
私はカメラを忘れたので携帯で撮ってもらいました。
いろんな人と撮ったけど、U田と撮るの忘れたのが残念。
あと私の携帯で山さんと撮るのも忘れた!悔しい。
山さんは私が小学校時代から尊敬している人なのです。

あと狙いに狙って(怖いよ)あの人とも撮りました。わーい。
なんかいっぱい喋りたいことあったはずなのにな。
だからお互いちらちら目線を送ってたのにな。
あっちが見てるとこっちは見てない。逆もまた然り。
でも視界の隅には映ってるからそれとなく分かるんです。

そんなこんなで式典が終わって夜は同窓会です。
百姓一揆」という名の居酒屋(笑)で3、4組同会場。
皆へ連絡まわすのにすごく苦労したり(今朝までやってた)
サトくんがめっさ男前になってて本当に面食らったり
女子が相変わらず派閥を崩さず面倒くさかったりしたけど
一番ココロに残ったのは、リュウジと会えたことかな。

小5か小6のときに東京から同じクラスへ転校してきたリュウジ。
朱色のトレーナーを着ていて目がチカチカしたけど(笑)、
私はあいつに会えたおかげで気付かされたことが本当に多くて。
それまで私に反論してくる人なんて誰もいなかったから
ある意味テングになってたところがあったけど、
そこに「それは違うんじゃねーの?」と言ってくれたのは
リュウジが初めてだったんです。
今思えばリュウジがいなけりゃ今の私はなかったと思います。

中学校に入って別クラスになったので話さなくなったけど
今日はそれ以来、久々にじっくり話しました。
今はフリーターだけど将来は保育士になりたくて
専門学校に行く準備をしている、ということでした。
 ・大学に行くということは未来に選択肢が増えることだ、
  ということ
 ・今日言ってることと明日言ってることが違ってもそれはそれで
  認めてあげるべきだ、ということ。
 ・他の人にどう評価されようと自分が「いい」と思える道なら
  いいんじゃないか、ということ。
 ・そう思うけど本当はまだ見ぬ未来とうまく進まない現状に
  不安を感じている、ということ。
 ・尊敬されるカッコいい大人になりたい、ということ。
そんなことを話しました。他にもいくつかあったかもしれないな。
本当にそのとおりだと思って、ちょっと泣きそうになったけど
「いい大人になったねぇ」なんて笑ってごまかしときました。
お互い酒は入ってたけど、すごくココロにしみたんです。
まだ今はコトバばかりで現実が伴っていないけど、
この先現実に立ち向かう時きっと必要なことだと思いました。
彼もやっぱり、私の尊敬すべき人です。忘れられない。

帰りにリュウジの連絡先を教えてもらうのを忘れました。
お互い夢が現実に向かっているか、なんてたまに連絡を取れたら
ずっと頑張れるんじゃないか、と思ったのです。
でも、もしも今日言ってることと明日言ってることが違ったら
きっと私は今日のことを思い出してがっかりしてしまうなぁ、
とも思ったのでまあいっか、と諦めることにしました。

今日のことを忘れなければきっと一人でも頑張っていけるし
きっと一人で頑張っていかなくちゃいけないんです。

また会えるといいな、リュウジに。