Hummming

フンフンフン

便りがないのは

ストライカーズが活動休止するらしい。


ストライカーズは私がインディーズバンドを観るようになって、
まだ2年目くらいの頃に好きになったバンドだ。もう6年も前のこと。
当時はThe Strikersだったし、メンバーも当時と今では半分入れ替わっている。
メンバーが入れ替わり、音楽のテイストも、バンド名も変わった。
私は私で、ライブを観て泣いたり笑ったり。
いろんなハコへ行ったし、友達もたくさんできた。


でも、時が経つといろいろ変わる。
それまで好きだったからって、変化に必ず順応できるとは限らない。
いつしか楽しくなくなって、予定も合わなくなって、優先度も下がっていって、
気がついたらライブを半年以上観なくても平気になっていた。
以前は2日連続でも待ちきれないほどだったのに。


活動休止の背景は知らない。
どれくらいの休止なのか、帰ってくるのかも知らない。
(「帰ってくるよ」と言ったきり帰ってこない人のことも脳裏をよぎる。)
いろいろ話を聞きたいし、いろいろ話したいこともある。思うところもある。
けれども離れていた私が干渉すべきことではないかな、と。


最後になるかもしれないのだとしたら、また彼らの音楽を聴きたいな。
私がかつて大好きだったアコースティックセットで聴けるというのなら尚更。
そう思って年末のアコースティックワンマンについて調べたけれど、
バンドのサイトにもメンバーブログにも会場のサイトにも、
どこにもスタート時間が載っていなかった。


少し違うけれど、便りがないのは良い便り、って言葉があるなあと思う。
意図あってのことならそれはそれで構わないけれども、
どこにも詳細情報がないのではどうしようもないでしょうが・・・


良い便りなんかじゃないよこんなの。離れた心はなかなか戻らないな。