Hummming

フンフンフン

「友の会 その8〜旅は道連れ〜」と、鳥井さきこ。

今日は暖かい格好をして外に出たのにちょっと拍子抜けでしたね。
明日は一変、気温が一桁まで下がるという話を小耳に挟みましたよ。おちけんです。


今週末の「友の会 その8」の出演者について、毎日書いていくシリーズ。
今日は鳥井さきこ嬢についてお話しましょう。


下北沢に「bar 野ばら」という小さくてかわいらしいお店がありました。
小さくてかわいらしいちはるさんという店主が大好きで、時折通っていたのですが。
ある日友人と飲みに来ると、あるCDが流れていたのです。


“かっぱかと思ったかっぱかと思ったー かっぱかと思ったらおかあさん”


なんだこれは。


大抵のBGMは感想を心にしまって聞き流すのですが、これはさすがに吹きました。
ちはるさんにこれは誰の曲か、と尋ねると、
「鳥井さきこちゃんっていう子のCDだよ。今度ここで歌ってもらうの」
・・・それが鳥井さきこと私の出会いでした。1年半、2年近く前でしょうか。


毎日思っていることをギターに乗せたユーモラスな歌が彼女の魅力。
空き巣が入ったこと、家族がかっぱに似ていること、お味噌汁のこと、こたつのこと。
最近は、花嫁さんのこととか、しょうもない彼氏のこととか。
日々のできごとを、隣にいる友達や家族に話すような歌です。
彼女の歌には、人間の温かさ、家庭の温かさを感じます。


今回のサブタイトルは「旅は道連れ」ですが、
旅というのは帰る場所があって初めて楽しくなるのではないかと思うのです。
いろいろな体験をして、手一杯のお土産を持って、玄関のドアを開けたときに初めて
「ああ、楽しい旅だったなああ」
と感じるような気がします。


今秋10月24日には待ちに待った2ndアルバムがリリース。
当日はおそらくこのアルバムの曲も演奏してくれるでしょう。会場でも販売します。
売店がごく限られていますが実に良盤なので、気に入ったら、ぜひお買い求めください。


ただいま、と言える音楽。ほっとする音楽。気を張らない音楽。
そんな鳥井さきこの歌をどうぞお楽しみに。

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